ボーン・アイデンティティー

THE BOURNE IDENTITY(2002年/アメリカ)

監督 ダグ・リーマン

出演 マット・デイモン(ジェイソン・ボーン)
   フランカ・ポテンテ(マリー・クルーツ)
   クライヴ・オーエン(殺し屋・教授)
   クリス・クーパー(テッド・コンクリン)
   ブライアン・コックス(ウォード・アボット)/他


記憶を失ったCIAエージェントが自分探しのため世界を駆け回り、チューリッヒでドイツ人の旅行中の女を巻き込んで、壮絶な逃避行を展開する。人間戦闘兵器なんてあだ名がつけられていますが、思わず人間核弾頭と言うフレーズで一躍有名になったドルフ・ラングレンの事を思い出しました。主人公ジェイソン・ボーン演じるマット・デイモンは、それ程、強靭な肉体を持っているようにも見えず、マッチョマンでもなく、普通の青年にしか見えないのだが、頭脳面積、ずば抜けた記憶力と精神力、戦闘術を駆使していろんな危機を乗り越えてしまう。

そう言えば、同時期に製作されたジョン・ウーの『ペイチェック』も記憶を失った男が主人公の映画だったが、あちらは、無理矢理感のあるアクションが少し鼻についた。こちらは、派手なアクションは、ミニクーパーでのカーチェイスぐらいで、それもそれ程大袈裟なものではなく、自然の流れに沿ったしなやかなものだった。なので、アクション映画としては、『007』のような迫力も感じられず、いささか盛り上がりに欠けるのですが、スパイ映画としては、全編に渡りスリリングでそこそこ楽しめます。モビーが歌うテクノ調のエンディング曲は、かなり印象に残りました。

DVDに収録されていたもう一つのエンディングは、まるで青春映画のようだったので、やはり、本編で使われたものの方がしっとりしていて、この映画には、マッチしていたのではないかと思います。


ある夜、イタリアの漁船がマルセイユ沖の海上に浮かんでいた若い男を発見する。引き上げられたその男の背中には、弾痕があり、そこに埋め込まれていたマイクロカプセルには、スイスの銀行の口座番号が印されていた。数週間後、男は、身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かい、そこの貸金庫で、ジェイソン・ボーンと言う名義の数種類のパスポートと大金と拳銃を手に入れる。やがて、男は、暗殺者達に狙われ始めた…。


 

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