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<画像&解説文提供:のぶにいさん>

小池ジョン

星野マギー
班長S&W・M686/M686&ケンタロウ

 

“Jon”

 

 

小池刑事こと藤竜也氏が使用するS&W・M629 2.5inSENTINEL ARMSカスタム(グリップはパックマイヤー製SN−G)コクサイ製です。

劇中では、アップ用は、リアルですが、耐久性が弱いコクサイ製を使用し、発火用は、リアルさに欠けるが、作動が確実なMGC製を使用していたようです。

一見、シンプルなカスタムに見えますが、バレル上部に開いた「マグナポート」や「刻印の変更」など素人では難しい変更箇所が多々あります。また、実銃の世界でも、このカスタムは存在しており、洋画の中でも登場しています。私の知る限りでは、「ビバリーヒルズ・コップ」のラストでメイトランド(スティーブン・バーコフ)がアクセル(エディー・マーフィー)を撃つ時に使用していたのがこの銃です。当時は、まだ本家のS&W社が44口径のNフレームでスナブ・ノーズを発売しておらず、後に本家でも「M629 3in」を発売する様になりました。

ちなみに本家のM629 3inは、この“ジョン”にそっくりで「レッドブル」では、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じていたイワン・ダンコーの相棒、シカゴ警察のリジック(ジム・ベルーシ)が使用しています。

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“Maggie”


星野刑事こと世良公則氏が使用するコルト・ナショナルマッチ・コンバットカスタムです。(グリップはサファリランド社製)

当時は、ガスガン全盛期、プロップ用にモデルガンの数も揃えるのが非常に困難だったらしく、グリップもロジャース製を歯科用レジンで複製したとか。ベースは、MGC製。GM5系のパーツを寄せ集めて構成されています。ようやく最近、メーカーの方も「マギー」という名前こそは使用していませんが、このGunと同型のモデルガンを発売しました。

また、発火用のジョン&マギーは、モデルガン用の「電解メッキ」ではなく、「真空蒸着メッキ」にかけ直されています。これは、いわゆる超合金の様な“おもちゃ”に使用するもので、メッキの“厚みには劣る”のですが、(カドの色落ち等)反面、プラの柔軟性を損なう事が少ないので通常のモデルガン・メッキの様に発火で割れることがなく、激しい撮影の伴う「プロップ・ガン」には最適だそうです。

ホルスター類も今は無き「エディーズ・ショップ」の完全オリジナル。こんな贅沢なプロップを毎週TVシリーズで見れたのは、さすがバブリーな80年代でしたね。

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班長S&W・M686/M686&ケンタロウ

 

「班長S&W・M686」

山崎班長こといかりや長介氏が使用するS&W・M686 6inです。ベイシティ刑事と言えば“Jon&Maggie”が注目されますが、山崎班長も近年の刑事ドラマでは、まず登場しないであろう派手なシルバーのリボルバーを使用しておりました。しかし、さすがに“班長”という立場上、銃撃シーンは少ないです。
だからこそ班長が、この銃を撃つ時は、警察手帳よりも“辞表”をいつも懐に持っていたかもしれませんね(^-^)

印象的だったのは第7話「二人が走れば死体があがる!」ラスト、小池と川口(又野誠治)が乱闘中、班長がドア鍵を撃ち抜き、小池に投げ渡したシーンですね。別動班だからこそ登場できたプロップ・ガンだと思います。


「M686&ケンタロウ」

河合あゆみこと石川秀美さんが使用するワルサーPPK/Sです。愛称は“ケンタロウ”三代目です。初代は、第1〜8話までS&Wチーフ・スペシャル二代目は第9、10話で黒のワルサーPPK/Sを使用していました。

最終回「男たちのラストショー」では、別動班解散の辞令が下り、射撃場で餞別がわりに班長から貰ったそれぞれの弾丸を各自、派手に撃ちまくっていたのが、とても印象に残っています。このシーンには、山崎班長も一緒に参加してもらいたかった!

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