●比類なき一体化感をもたらす
驚異のサスペンション。
○フロントサスペンション
モディファイマクファーソンシステムを採用。ロアコントロールアームとダンパーストラットは分離され、コイルスプリングはクロスメンバーとロアコントロールアームの間に設置されています。ダンパーはアームの先端にあり、エンジンルーム内のストラットタワー上部に固定。さらに直径32oのスタビライザーバーが取りつけられ、コーナリング時のローリングを抑制し、走行安定性を向上させています。
○リアサスペンション
従来のFR方式リジッドサスペンションに改良の手を加え、リーフスプリングのかわりに、左右独立したトレーリングアームにダンパーとコイルスプリングを別々に取りつけた機構を採用。ローリングに対しては、ロングトルクアームと、フロントと同様に直径21oのスタビライザーバーが追加されています。
●クイックレスポンスと安全性を両立させた
ステアリングシステム。
12.7:1のギア比を有するパワーステアリングシステムは、ドライバーの意のままに、忠実、迅速に反応してくれます。万一の場合にも、前方後方のいずれかからの衝撃をも吸収できるよう、コラプシブルステアリングシステムを採用しました。さらにどなたにもベストドライビングポジションが得られる6段階のチルト機構が標準装備となっています。
●ハードな走行時に生彩を放つ駆動力
リミテッドスリップデフ
パワーユニットとサスペンションが万全であればあるほど、駆動力を確実に路面へ伝達することが重要になります。タイトなコーナリングや悪路の走行時に駆動輪が路面から浮き上がることによって発生するパワーロスを防止するメカニズム。 リミテッドスリップデフによって、いかなる走行においてもファイヤーバードトランザムは、本来の性能を遺憾なく発揮します。
●卓越した走行感覚
4スピードオートマチックトランスミッション。
スムーズなチェンジと経済性をかねそなえた新開発のミッション。最終減速比は3.23:1でパワフルかつスポーティな走りを実現します。
●タフでシャープな
2系統式4輪ベンチレイテッドディスクブレーキ。
各ディスクに対する耐フェード性にもすぐれた新設計のブレーキシステムです。いかなる過酷な条件下でも、その高い信頼性はいささかもゆるぎません。
●ハイパフォーマンスとは?__ファイヤーバード
トランザムこそポンテアックからのトータルな回答。
ボディ、サスペンション、ステアリングとあいまって、凄味のあるコーナリングと無類の走行安定性をもたらしたのが、フロント55%、リア45%という理想的な重量配分です。このため横方向からのGがかかった場合、前後のタイヤにかかる重量がほぼ均等となり、最大0.83までの横方法のGに耐えることができます。
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