第8話 年金の受け取り方

AFTERMATH

脚本/ハワード・チェイキン

監督/リー・ニペルバーグ

出演/パティ・アラン(ティリー・エバーハート)

     ノーマン・アーマー(ハドソン・アームストロング)

     ナサニエル・デヴォー(エド・シェファー)

     フランク・フェルチ(ロバート・ルイズ)/他

ストーリー

父親の年金の件で社会保障メトロ支局のビルを訪れたウエストレイクは、そこで、警察学校の恩師エド・シェファーと再会する。だが、それも束の間、ビルで爆発事件が起き、エドを含めた八人が死亡し、ウエストレイクも爆破に巻き込まれ、腕に怪我をする。バイバーチームは、爆破事件の容疑者をリストアップし、事件の捜査を始めるが、キャトレットは、ウエストレイクを捜査から外し、彼女にデスクワークを命じる・・・。

解説

〔1998年NBCTV第8話〕

恩師の突然の死に悲しむ間もなく、ウエストレイクは、キャトレットの命令を無視し、爆弾事件の捜査を強行する。そんな時、ウエストレイクの前にエドの一人娘と名乗るクロエ・フィリップスが現れる。エドを恨むクロエは、彼の莫大な保険金を受け取ろうとしていた。

コメント

●テロ事件の捜査と言うことで、アクションシーンが満載。「バイパー」シリーズの爆破とカークラッシュシーンは、いつもダイナミックだが、今回も中々カッ飛んでいますね(笑)。久々にバイパーの出番も多かった。(管理人ガース)

●父の年金の事で役所に電話しているウエストレイクの場面から始まりますが、たらい回しにされたり一方的に電話を切られたりと散々な目に遭っています。お役所仕事の融通のきかないのは、日本もアメリカも同じなんですね(ここでは近未来のアメリカですが)。

役所が爆弾で吹っ飛ばされる事件が起きて、容疑者を手分けして逮捕するものの、決め手となる証拠がない中、エドの娘クロエが現れたことで彼女が犯人ではないかと思うジョー達でしたが、真犯人はウエストレイクとクロエの年金担当者のアームストロングだったのは意表をつかれました。

もう1人、共犯のガスリーは、高圧的な態度の女性議員エバーハートの実の息子ですが、逮捕されたガスリーに「あなたが悪いんじゃない、社会が悪いのよ。」と言ったのには苦笑してしまいました。ジョーの「どうしようもない親バカだ。」という皮肉にも共感できますし、個人的には何かと世間を騒がせた某高級料亭の社長親子を連想してしまいました。(YOKOさん)

(このページ作成にご協力頂いたYOKOさんに感謝します

 

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