「エアウルフ ニュー・センチュリー 〜新世紀の狼〜」

 

<プロローグ>

 かつて、最高のヘリコプターが存在した。
 その名は『エアウルフ』
 冷戦の真っ最中に当時のCIA特別作戦部長アークエンジェルの指揮下で悪魔的天才科学者モフェット博士が開発した音速を超えて飛行する事が可能な空の狼だった。
 エアウルフは飛行試験中にモフェット博士によって奪われ、リビアに飛び去っていった。
 アークエンジェルの依頼を受けたベトナム帰還兵のストリングフェロー・ホークは友人のドミニク・サンティーニと共にリビアに潜入。
 ホーク達はエアウルフを奪還するとリビア軍の猛攻を掻い潜りモフェットと対峙、エアウルフのミサイルでモフェットを吹き飛ばすとエアウルフをアメリカ西部の砂漠地帯の何処かに隠した。
 ホークの出したエアウルフの返還条件はベトナムで行方不明になった兄セント・ジョン・ホークを探し出す事。
 これに対してアークエンジェルは見返りとしてCIAの作戦にエアウルフの協力を要請。
 エアウルフはストリングフェローの操縦で世界各地で活躍し、後に帰還したセント・ジョンに譲られた後も冷戦終結まで活躍した。
 エアウルフの活躍は冷戦の終結で終わったかに思われた。
 だが、ホーク兄弟の活躍から時は流れて2005年・・・・・・

→本編

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