「エアウルフ ニュー・センチュリー 〜新世紀の狼〜」第一章 その1
<武器マーケット> 照り付くような強い日差しが降り注ぐ東南アジア某国の密林地帯。 テロリストの一人、ヘルナンデスは寝不足の目を擦りながらトラックを見送った。 だが、五分後にヘルナンデスは爆発音で叩き起こされた。 |
<強襲!> 慌てて起きたヘルナンデスはカーテンを開けて窓から外を見ると武器マーケットの周囲に存在する対空ミサイル発射機が大爆発を起こし、対空機関砲が天に向かって機関砲弾を撒き散らしていた。 海兵隊のAH−1Z スーパー・コブラが木々の先端すれすれの低空を飛行してハリアーが撃ち漏らした対空砲をマーヴェリックで次々と破壊し、無謀にもライフルで応戦するテロリストを20mmガトリング砲で薙ぎ払っていく。 ジョージ「コンテナの上から撃ってるぞ! ウィリー、ふっ飛ばせ!」 イワノフはコンテナハウスに兵士が向かってくるのを見ると慌てて床板の一部をあけて床下に潜り込んだ。 |
<危機> それはジョージにとっては幾度か聞いたことのある音だった。 コンテナの上に腹ばいになって接近してくる装甲車を海兵隊員が報告した。 海兵隊パイロットA「シー・ゴブリン・ワン、標的をマーキングしてくれ」 だが、遅かった。 2機のハリアーの内、後方を飛んでいた機体に後ろからミサイルが当たり、空中で火の玉と化した。 |
<空の狼(エアウルフ)、出現> 武器マーケットから150km離れた洋上に展開した強襲揚陸艦イオージマは撃墜されたハリアーの報告を受けて慌しくなっていた。 通信兵「こちら、シー・ゴブリン・ワン。シー・ゴブリン・ツーはロイス少尉以下5名がが戦死! 至急、応援を求む!」 ジョージは未だに自分が無傷で生きてる事に驚いた。 |
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