第13回 搭載コンピュータの反乱!! 高度2万メートル逆落し


MOFFETT'S GHOST

 

脚本 T.S・クック 

監督 ドナルド・A・ベア

出演 デビッド・ヘミングス(チャールズ・ヘンリー・モフェット)

   ロビン・リッカー(カレン・ハンソン)

   ドナルド・ホットン(ロジャー・バートン)

   ゲイリー・パジェット(ギルソン)/他


CIAから極秘任務を受けたホークとドミニクは、科学者のバートン博士をエアーウルフに乗せ、ソビエトへ向け飛行していた。その目的は、ソビエト側との情報交換、緊張緩和を図るための秘密の会談にバートンを出席させるためだった。国際防空司令部のレーダー網を潜り抜け、ベーリング海を渡り、バートンを無事ソビエトへを送り届けると、ホーク達は、またアメリカへ戻った。

同じ頃、CIA本部では、アーク・エンジェルとマレラが北米防空地図で、エアーウルフの軌跡を監視していた。任務が無事に終了したことを確認し、二人は、安堵するが、突然、ソ連側の地図に異変が起き、沢山の標的が映し出された。警告ランプとアラームは、すぐに消えたが、気になった二人は、ホーク達と会い、エアーウルフの異常を知らせた。

翌日、ホーク達は、エアーウルフに乗り込みテスト飛行を行う。ドミニクがオートパイロットのボタンで自動操縦に切り換えようとした時、突然ボタンが利かなくなった。暫くしてオートパイロットが有効になるが、今度はシステムが勝手に戦闘態勢に入り、付近を飛んでいた航空機をミサイルで撃墜してしまい・・・。

 



 

《豆知識》

アメリカCBSTV(1984〜1985年放送)第2シリーズ

第3話【トータル回数第14回】

コンピュータシステムに異常が起き始めたエアーウルフ。ホークは、知り合いの女性科学者カレン・ハンソン博士にエアーウルフの修理を依頼する。しかし、カレンは、エアーウルフのコンピュータプログラムに、開発者のモフェットが仕掛けた「論理の爆弾」があることを知り、モフェットの亡霊と対決を挑み、プログラムの抹消に全力を注ぐが・・・。

アメリカ、ソビエト両国、そして全世界を恐怖と危機に陥れるコンピュータの暴走を描いたこのエピソードは、シリーズ中、最もスリリングで痛快な傑作作品の一つです。

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二人がカレン博士の実験室を訪れた時に実験で動いてた模型は、F−15に見えますが、実は、当時生産が開始されたばかりのF−15E「ストライクイーグル」です。F−15自体は、72年から空軍に配備されていましたが、ストライクイーグルは、エアウルフが放送を開始した84年に生産が始められたばかりで、当時の最新鋭中の最新鋭機でした。こんな最新鋭機の模型をさりげなく出したりしたスタッフに拍手したいです。

(この情報はファントム氏から提供して頂きました。ご協力ありがとうございました。)


<カットシーン>

●ホークとドミニク、マレラとアークエンジェルが山荘で会話を終えた直後、ホークがモフェットの悪夢(パイロット版のホークとモフェットの対決シーンが流れる)に苛まれるシーン。(情報提供:呉藤さん)

●洞窟(秘密基地)内で、ホークとドミニク・カレンの三人が食事をする場面。ドミニクが研究室で何をしていたのかをカレンに問い、カレンが脳波で戦闘機を操る実験について話す場面。その後、カレンが再び、コンピュータの前に座り、モフェットの映るディスプレイを見ながらキーボードを打つ場面。(情報提供:呉藤さん)


ビデオ/DVD情報

●イギリス版DVD「Vol.3」

●国内版VHSビデオ「エアウルフ6」(情報提供:T氏)

詳しい情報は、こちらへ。


Gars Check!

Story ★★★★★ Action ★★★★ Airwolf Performance ★★★★

Level of Recommendation ★★★★★

 

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