第9回 ミグ戦闘機を振り切れ!! 細菌戦スパイ脱出
PROOF THROUGH THE NIGHT
脚本 クライド・ワーレ 監督 ハーベイ・レイドマン 出演 リック・レンゾ<ウラダミール・ロストフ> リンダ・グロブナー<タニア・ロストフ> マリア・コルダ<ナターリヤ・ロストフ> ラドゥ・ガーバー/他 ソビエトのウラルの山奥にある小さな田舎町、スベルドロブスクの研究所で、最新型の細菌兵器の実験が行われていたが、その最中に男が現われ、ある液体の入った容器の蓋を開けた・・・。 ホークの山荘に来ていたアーク・エンジェルは、ホーク達にある仕事を要請した。それは、CIA当局のスパイとして、22年間スベルドロブスクに潜り込んでいた人物、暗号名「モーゼ」と呼ばれるウラダミール・ロストフの家族を東側から脱出させることだった。アーク・エンジェルとロストフは、特別な関係だった。ホーク達は、危険な賭けだと知りつつもその依頼を引き受け、一切の兵器を積まず、5000kmもある東側の上空にエアーウルフで侵入する。 |
《豆知識》
アメリカCBSTV(1984年放送)第1シリーズ 第4話【トータル回数第4回】 敵のレーダー網を潜り抜けるため、最高15mと言う低空高度で東側の領土を飛行するエアーウルフ。しかし、ソビエトの上空には、ミグ23戦闘機が待ち構えていた。 このエピソード放映当時、アメリカと現ロシア(旧ソビエト連邦)は冷戦下の状況にあり、CIAとKGBによる熾烈なスパイ戦争が繰り広げられていました。「007」などのスパイ映画などでもこの時代を背景にした作品がいくつか存在します。 今となっては過去の関係を振り返らなければわかりづらい内容ですが、そんな時代の空気を醸し出しているエピソードの一つです。 |
<関連> ●細菌にまつわるエピソード 第66回「ハーパータワー白昼の対決!!死の病原菌ビールスを抹殺せよ」 |
<カットシーン> ●エアーウルフがミグ戦闘機を追い払った直後、ロシアからアメリカへ戻る途中に、再び給油を受けたと見られる場面があります。直接、エアーウルフが給油を受けている場面はありませんが、給油機のパイロット達がそれを示すような会話のやりとりをしています。(情報提供:呉藤さん) ●ラストシーン。ホークのチェロに合わせてタニアが『革命の歌』を歌うシーン。(情報提供:呉藤さん) ●ソビエト領内に超低空飛行で進入した際に、エアーウルフに木の枝がかすめるシーン。予告編では、しっかり映像が入っていましたが、国内放送時には、ドミニクの「木の枝かすめてるぞ」だけになっていました。(情報提供:匿名希望の[*ホーク]さん) |
【DVD/ビデオ情報】 ●米国版『Airwolf Season One(2枚組)』DVD―BOX』DISC ONEに収録されています。 詳しい情報は、こちらへ。 |
Gars Check!
Story ★★★★★ Action ★★★★★ Airwolf Performance ★★★★ Level of Recommendation ★★★★★ |