スコーピオン

3000 MILES TO GRACELAND(2001年/アメリカ)

監督 デミアン・リヒテンシュタイン

出演 ケビン・コスナー(トーマス・J・マーフィー)
   カート・ラッセル(マイケル)
   コートニー・コックス(シビル・ウィングロー) 
   クリスチャン・レーター(ハンソン)
   デビッド・アークエット(ガス)/他


エルビス・ルックで決めた5人の強盗達が銀行ではなく、カジノを襲撃し、売上金を奪い出すという一風変わった強盗劇+ロードムービー。ファッショナブルでスタイリッシュな映像と60年代の音楽が魅力的なバイオレンス・アクション。強盗団の男達が色とりどりのエルビス・ファッションを着て、ラスベガスの街を歩いている姿がとても印象的だった。その強盗団が仲間割れをし、お互いの事を知り尽くしている強盗団のボス的存在マーフィーと、マイケルが対立する展開へと突き進む。近年のハリウッド製アクションの派手さと比較すると、今回の作品は、やや大人しめ。ストーリーもオーソドックスで、地味な展開だったが、数々のアクション映画に出演してきたベテラン俳優陣の共演が魅力的でもあった。

ケビン・コスナーが冷酷な犯罪者を演じているのも見所の一つ。ケビン・コスナーは、『パーフェクト・ワールド』でも、悪役を演じていたが、そのとき演じた主人公と、今回、カート・ラッセルが演じているマイケルの役柄が似ていると言う事で、自ら志願して、悪役に徹したらしいです。この映画の主人公ほど凶悪な役柄は初めてだったとか。

カート・ラッセルは、やはりこう言うワイルドな役がよく似合う。『ゴースト・ハンターズ』や『デッド・フォール』など一連のアクション作品でのワイルドなラッセルが印象に残っているせいか、『スター・ゲイト』や『ソルジャー』などSF映画でのラッセルは、どこかインパクトがなくて、おとなし過ぎて、物足りない。そんな往年の魅力がこの映画では、見事に復活を遂げている。

また、強盗団の一人でクリスチャン・レーターも出演しているのですが、あくまでチョイ役。『ウインド・トーカーズ』と言い、最近、妙に扱われ方が悪いような気が・・・。


5年の刑期を終えて出所したマイケルは、ラスベガスのとあるモーテルに立ち寄る。そこで、モーテルの経営者のシビルと知り合い、二人は、一緒に暮らし始める。しかし、そこへ、マーフィーをリーダーに昔の刑務所仲間達がやってきた。マイケルは、マーフィー達に誘われるがまま、エルビス・プレスリーのような豪華な衣装に身を包み、ラスベガスのカジノを襲う・・・。


 

MENU HOME