ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
THE FAST AND THE FURIOUS: TOKYO DRIFT(2006年/アメリカ)
監督 ジャスティン・リン
出演 ルーカス・ブラック(ショーン)
バウ・ワウ(トウィンキー)
サン・カン(ハン)
ナタリー・ケリー(ニーラ)
千葉真一(カマタ)/他
前作まで登場したシリーズの顔だったポール・ウォーカーは、残念ながら出演せず、今回は、ルーカス・ブラックが主演。日本に来て、早々、地味に学生服姿にさせられていたが、でも中々似合っていた。日本の役者陣も大勢出演していたが、妻夫木君は、なぜか「GO」のセリフを言っただけで早々と退場…。せっかく東京が舞台なのに、存在感があったのが千葉さんだけと言うのは、なんとも寂しい限り。
ストーリー自体は、リアルさに欠けるものの、シリーズのスタイリッシュでスピード感溢れる映像は、前シリーズ同様に堅持。『コブラ』でも見られたリバースターンによる銃撃戦のカーアクションも見応えがあった。立体駐車場のスロープ上でのプロの神業と言うべきドリフトシーンも素晴らしかった。今回も様々な日本車が活躍している。黒と金色のフェアレディ350Z、水色のRX8、オレンジのRX7、スカイラインのエンジンを載せた67年式フォード・マスタングなどなど。
東京の繁華街の中心でも結構派手なカーチェイスを繰り広げられていた。これは、日本の?ってな場面も数多く見られたが、クライマックスの峠道の過激なチェイスシーンの場面は…。どうせなら最後に千葉氏運転によるカーレースシーンも見てみたかった。
カリフォルニアに住む車好きの高校生ショーンは、ある日、大きな事故を起こし、軍人の父を頼って日本にやってくる。日本で高校生活を始めたショーンは、留学生のトウィンキーと友達になり、彼に誘われて深夜の立体駐車場で行なわれるカーレースに参加する。