第18話 若き指導者の宿命

HOLY TERROR

脚本/デビッド・L・ニューマン

監督/デビッド・L・ニューマン

出演/ダンテ・バスコ(リシ・ラマ)

    エリック・シュナイダー(ウィリアム・キューザック)

    グレッグ・サーロウェイ(マーティン・クラウン)

    リチャード・イー(ケンポ・テンジン)

    ディアナ・ウィリアムズ

    ドナ・ヤマモト/他

ストーリー

長旅を続けてきた仏教の教皇リシ・ラマ猊下(げいか)がメトロシティのウィリアム・キューザック市長を訪問する。その様子は、テレビ中継されるが、その時、市長が何者かに狙撃される。犯行現場にかけつけたジョーとウエストレイクは、市長から事情を聞き、犯行時のテレビの映像を確認する。FBI局長の指示でリシ・ラマにレベル4の護衛をつける命令が下り、ジョー達がリシ・ラマを秘密の隠れ家へ案内する。リシ・ラマの使命でウエストレイクが彼の護衛を担当する事になるが・・・。

解説

〔1999年NBCTV第18話〕

15歳の若さにして仏教の指導者であるリシ・ラマを狙う謎の一味と国務省担当者の影・・・。ジョー達は、リシ・ラマを故郷のマニプールへ帰国させるまで彼の護衛につくが、リシ・ラマは、アメリカ文化の誘惑にかられ、突然、姿を消す・・・。

コメント

●無理難題ばかりつきつけるリシ・ラマにてんてこまいするジョーとウエストレイク。アメリカ文化の誘惑にかられながらも己の宿命に殉ずるリシ・ラマとジョーの熱い友情が垣間見れる。暗殺者を追う場面では、空電パルスやフックなどを使うバイパーアクションあり。クライマックスもまた、ユニークな作戦を使い笑いがこぼれた。(管理人ガース)

●話の題材としては、ほぼ同じ時期に公開された映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」をモチーフにしているのではないかと思っています。話の主役であるリシュラマは、仏教徒のようなので、インドやネパール辺りの国を連想させます。15歳と言う設定も、「セブン〜」に登場する若き日のダライ・ラマ14世に近いですし。クライマックスには、犯人逮捕にあるものが意外な形で使われます。(YOKOさん)

(このページ作成にご協力頂いたYOKOさんに感謝します

 

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