ソウ2

SAW II (2005年/アメリカ)

監督 ダーレン・リン・バウズマン

出演 ドニー・ウォールバーグ(エリック・マシューズ)
   ショウニー・スミス(アマンダ)
   トビン・ベル (ジグソウ)
   グレン・プラマー(ジョナス)
   ディナ・メイヤー(ケリー)/他


禁断のバイオレンス・ホラームービー第2弾。一作目の監督ジェームズ・ワンは、製作総指揮を担当している。前作に続き、のっけからまた大掛かりな仕掛けで人間を殺す「ジグソウ」。さらにエスカレートした殺人ゲームを展開させる。今回は、刑事のエリックを中心に、癖のある人間達が、またジグソウの獲物にされ、えげつない罠に次々と陥れられる。監禁されたメンバーの中には、エリックの息子の他、前作の被害者だったアマンダもいたり、様々なところで前作とのつながりを演出しているところも面白い。そのアマンダがたくさんの注射器が捨ててある穴に放り込まれ、体中、注射器で串刺しになる場面が本当に見てて痛々しかった。前作と同様、斬新な映像とスリリングなカメラワーク、話もテンポ良く進んで、映像的には、最高でした。できれば、前作のダニー・グローバーのような有名どころの役者を一人ぐらいは、出して欲しかった。

『バイオ・ハザード』シリーズなど、最近は、ゲームからの映画化も流行りのようで、このシリーズもまるでゲームの世界をそのまま映像化してしまった様な作りになっていてはまってしまった。『3』は、さらにグロテスクな描写が多いらしく、劇場公開も危ぶまれたらしいですが、はたして…。


刑事のエリックは、猟奇的連続殺人犯ジグソウを追う女刑事ケリーに呼び出され、凄惨な殺人現場に立ち会う。殺されたのは、エリックの情報屋マイケル。その残忍な手口から、ジグソウの犯行と断定する。現場に残されたヒントから、エリックは、アジトを見つけ、ジグソウを捕まえるが、それは、ジグソウが仕掛けた新たなゲームの始まりであった。


 

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