＜脚本＞　デボラ・デービス　　＜監督＞　ダニエル・ハラー

＜出演＞　アン・ロックハート(シェリー・ベンソン)／キース・ミッチェル（デイビー・ベンソン）

　　　　　ジェームズ・キャラハン(ブルックナー)／ロバート・ドライヤー（神父）

　　　　　ドン・ストラウド（ヒリー）／マイケル・チャンピオン(モンク)

　　　　　グレゴリー・クレメンス（スニーカー）／アレックス・ダニエルズ（ビッグ・ロニー・スペンサー）／他

マイケルは、趣味の岩登りを楽しむため、ホワイトロックの町にたどり着いた。とある雑貨店を訪ねたマイケルは、そこで店主のシェリー・ベンソンと知り合う。ナイト２０００を見て大喜びするシェリーの弟・デイビーをマイケルは、車に乗せることにした。

デイビーを彼の友人の集まる場所まで送ったマイケルは、そのままホワイトロックへ向かおうとするが、デイビーとその友人のドニーが喧嘩しているのに気づいて、慌てて引き返し、彼らの喧嘩を止める。ドニーがナイト２０００を馬鹿にしたのが喧嘩のきっかけだった。そこへ、ドニーの兄・ロニーが現われ、彼も同じくマイケルにつかかってきた｡ロニーの態度が気に食わないマイケルは、彼を挑発し、二人は、一色触発ムードになるが、そこへシェリフがかけつける。

違法なＵターンをシェリフに見られ、あえなく違反切符を切られてしまったマイケルは、気分を取り直し、ホワイトロックへ向かった。しかし、ちょうどその頃、ホワイトロックの町に「スコーピオンズ」と呼ばれる暴走バイク集団がやってきた。

★ＮＢＣＴＶ(１９８２〜１９８３年放送)　第１シリーズ第３話(シリーズトータル第３回)

【アメリカ放送日】　１９８２年１０月８日　【日本放送日】　１９８７年６月１日

休暇をもらって、岩登りを楽しむため、ロック･クライミングの名所・ホワイトロックの町にやって来たマイケル。だが、そこに荒くれ者の屈強なバイク集団｢スコーピオンズ｣が現われ、町は、たちまち大騒動に陥る。やりたい放題に暴れ回るスコーピオンズに対して、見て見ぬ不利を貫き通すシェリフのやり方に我慢ならないマイケルは、町を救うため、彼らと真っ向から対決を挑む。

ステッペン・ウルフの｢ＢＯＲＮ　ＴＯ　ＢＥ　ＷＩＬＤ｣のテーマに乗せて､｢スコーピオンズ｣がイージーライダー張りにバイクを走らせるこのエピソードには、元になったストーリーがあります。１９５３年にマーロン・ブランドが主演した映画「乱暴者（あばれもの）」。この映画の話は、バイク・レースのトロフィーを盗んだ暴走族が田舎町に現われ、敵対する暴走族とトロフィーをめぐり抗争を繰り広げると言うお話。暴走族のリーダーのジョニーが、店のウェイトレスに惹かれるところや、敵対する暴走族と対立する場面は、このエピソードに登場するスコーピオンズとシェリーの関係を彷彿させます。

ヒリー役のドン・ストラウドは、『俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ』「荒野のお尋ね者!ワイルド・ジャンボ暴走集団」でも、このエピソードと同じく暴走バイク集団のリーダー役を熱演しています。

「キットの犬嫌いはここから始まった」

http://miniboyaki.blog.shinobi.jp/Entry/876/

■ダニエル・ハラー＜DANIEL HALLER＞監督作品

『俺たち賞金稼ぎ!フォールガイ』「熱闘汗まみれ！美女に食い込むロープと悪党」　

「ナイトライダー１／電子頭脳スーパーカー誕生」

『超音速攻撃ヘリ･エアーウルフ』

第４２回「首都ワシントンに降る核ミサイル群!!超高空追跡戦」

●『ＢＯＲＮ　ＴＯ　ＢＥ　ＷＩＬＤ』　ステッペン・ウルフ

●『ＡＦＴＥＲ　ＭＩＤＮＩＧＨＴ』　エリック・クラプトン

●『ＣＡＮ　Ｉ　ＳＥＥ　ＹＯＵ　ＴＯＮＩＧＨＴ』　タニヤ・タッカー

●スコーピオンズ対ナイト２０００の激突がやはりいいのですが、自分の一番のお気に入りはマイケルがデボンのいたレストランでダブルチーズバーガー、フレンチフライ、コーラを頼んだシーンです。あるわけねえとツッコミたくなります（笑）しかしこれはデボンへの嫌がらせなのかマイケルは一般庶民だから高級レストランのメニューが分からないのか、謎です。（笑）（ラファード・ナイトさん）