<脚本> ジャニス・ヘンリー

     トム・グリーン

<監督> バーナード・L・コワルスキー


<出演> トニー・ヤング(ポール・レナード)/
カレン・コピンズ(シンディ・モーガン)

     スタンリー・カメル(ソニー・マーティン)リチャード・ブロス(アーノルド)

     ジェーン・ハッセルホフ(ローズマリー)/ビクター・カンポス(フェイザー大佐)

       アーリカ・ウェルズ(エバ)/ボブ・ラーキン(ジェニングス大佐)

     ジョアニー・アレン(ローリー・メドース)/リチャード・ピーボディ/他


マイケルは、サーフィンやスケボーをする若者達が集まる海岸通りに来ていた。知り合いのシンディがダンスのオーディションを間近に控え、猛練習をしている様子を見守っていた。しかし、本当の目的は、ナイト財団に密告のあった、闇で化学兵器を密売しているブローカーの取引現場を取り押さえることで、その張り込みの真最中だった。

あるバンから出てきた怪しい男達を発見したマイケルは、キットに乗り込み、彼らの監視を始める。バンの中を透視すると、シアン化水素のボンベが積まれていた。その受け渡しのタイミングを見計らって、マイケルは、男達を取り押さえようとするが、一人の男がマイケルに有毒ガスの入ったスプレーを吹きかけてきた。マイケルは、それをうまくかわすが、後ろにいたローリーと言う女性が、そのスプレーを浴びてしまう。マイケルは、男を取り逃がし、ローリーを死なせてしまう。

ナイト財団本部に戻ったマイケルは、ローリーの死にショックが隠せないでいた。彼が捕まえた男は、南太平洋にある島国の反政府組織の一人というだけで、それ以外の身分は隠し通したまま、事件の手がかりは、掴めないでいた。しかし、ボニーの調べで男の乗っていたバンが、ケラー・ブラザーズと言う運送会社のものであることがわかる。

 

 

★NBCTV(1984〜1985年放送) 第3シリーズ第8話(シリーズトータル第50回)

【アメリカ放送日】 1984年12月2日 【日本放送日】 1987年9月14日

    

マイケルは、ソニーと言う男が経営する運送会社の事務員のローズマリーがつけていた蘭の花・ジャン・ティリウスを見て、事件の大きな手がかりを見つけるが、敵に毒薬を打たれてしまい最大のピンチに陥る。死の淵をさまようマイケルが意識を失わないように、懸命にジョークを言い続けるキットの姿が泣ける。

このエピソードのラストで、ナイト2000が滑走路を走る小型飛行機を追いかけますが、このシーンは、『ナイトライダー1/電子頭脳スーパーカー誕生』と同様のフィルムを使用しています。フィルムに合わせるため、敵の衣装は、なんとタニヤ達が着ていたものと同じになっている。特に、クライマックスの爆破シーンは注目。

ケラー・ブラザーズ運送会社の事務員・ローズマリー役を、デビッド・ハッセルホフの妹・ジェーン・ハッセルホフ【写真・中央】が演じている。 このエピソードでは、殺人フリスビーにマイケルが命を狙われますが、『007/オクトパシー』では、「殺人ヨーヨー」がボンドに襲い掛かります。

日本では、1987年9月14日に放送されたこのエピソードをもって、月曜夜8時枠での放送が終了しています。

 

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●『TORTURE』 ザ・ジャクソンズ

●『WHEN DOVES CRY』 プリンス

 

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