<脚本> バートン・アームス  <監督> ロバート・E・L・ブラバー

<出演> ロバート・ホーガン(シャトナー)/バベット・プロップス(サリー・フリン)

     ダイアン・マクベイン(ママ・フリン)/クリストファー・マクドナルド(ジョー・フリン)

     ジェームズ・クロムウェル(カーチス)/ダーウィン・ジョストン(バーガーズ)

     クリフ・エミッチ(リンデン)/ブルース・ニケルスジャネッティ)/他


中西部で個人や小規模の運送業者を飲み込み、成功をおさめている大手運送業者のシャトナー運輸と対立しているジョー・フリンを中心としたトラッカー連合のトラックが崖から転落し、トラッカーのジャネッティが死んだ。ジャネッティ殺しの容疑をかけられてしまったジョーの疑いを晴らすため、何者かがナイト財団のコンピュータに侵入し、助けを求めてきた。

ジョーの家に向かったマイケルは、ジョーの母、ママ・フリンと妹のサリーと会い、話を聞こうとするが、二人は、マイケルをよそ者扱いし、相手にしようとしない。二人と会話を交わすうち、マイケルは、財団のコンピュータに侵入したのは、サリーだと知る。

フリン家の電話を盗聴し、ジョーの居所をつきとめたマイケルは、数キロ先の道で彼が乗るトラックを発見する。しかし、ジョーは、トラックを止めようとはしなかった。

 

 

★NBCTV(1984〜1985年放送) 第3シリーズ第18話(シリーズトータル第60回)

【アメリカ放送日】 1985年3月24日 【日本放送日】 1988年1月27日

マイケルは、コンピュータの天才でしっかりものの少女・サリーに協力し、殺人容疑のかかったジョーと、連合のトラッカー達を助けようとする。マイケルもトラッカーになり、シャトナーの悪事を暴き出す。

ナイト2000の記憶容量は無限大。このエピソードでキットは、5000万キロバイト(50ギガバイト)の記憶容量を持ち、必要に応じて100万キロバイト(1ギガバイト)づつ増設できると言っています。

このエピソードで、キットは、車を横にスライドさせて交通渋滞から抜け出している(日本の地上波放送ではカットされていたシーン)。

映画「イレイザー」や「グリーンマイル」「スパイダーマン3」など、後に数多くの映画作品に出演したジェームズ・クロムウェルがカーチス役でゲスト出演している。他にもテレビドラマにたくさん出ていたが、「24 -TWENTY FOUR-」では、ジャック・バウアーの父親役(フィリップ・バウアー)を熱演していた。

日本の放送では、この話が第3シリーズの最終エピソードになりました。ちなみにアメリカの第3シリーズの最終エピソードは、第38回「死の空中ブランコ!疑惑のサーカス団!」です。

このエピソードは、トラッカー同士の争いを中心にストーリーが展開されていますが、未放映「KNIGHT MOVES」も同様に、トラッカー同士の争いによって立て続けに起きる事件をマイケルが調査するストーリーになっています。

 

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