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ナイト3000 オリジナル リニューアルバージョン

写真・コメント提供/KITTさん

 

「ナイトライダーネクスト(KNIGHT RIDER 2008)」
の放送を記念して、ナイト3000とナイト2000を
徹底比較致します!!

アタックモードパトライトの画像を追加しました!(2012.7.18)
アタックモードミサイルの画像を追加しました!(2012.7.18)
アタックモードの画像を追加しました!(2012.4.2)

 

■アタックモードパトライト■

 

劇中では1回だけ披露したイレギュラーな形態。空力的にはマイナス要素。お遊びで再現した要素ですね。

 

 

劇中ではこういったアングルが多かったですね。

 


 

■アタックモードミサイル■

 

やっぱり1度だけの登場だったミサイル。前からだと目立たないです。

 

 

このアングルだと目立つ目立つ。2000よりも重武装化されているのが特徴の3000っぽいです。

 

 

デザイン的にはマッシブなナイト3000をさらに過激にマッシブにしたアタックモードなので違和感なく溶け込んでいるのが良いです。アタックモードはこう言ったオプションを付けることを前提にデザインされているのではないでしょうか?

 

 

こんな物騒な武器で狙われたら生きた心地がしないでしょうね。しかし、良くあの薄いドアにミサイルが収まるものですね。って、ドアにナノテクで防げない攻撃が来て信管が作動しようものなら自爆って可能性も(汗)。

 


 

■アタックモード■

 

真打ち登場、改造の目玉アタックモード。以前よりも完成度は上がっています。変形するとアッパーグリルが長方形になって色も明るくなるので結構印象が変わります。また以前はコンパチの仕様上無視していたスキャナーの形状も変更したのでその名の如く攻撃的なスタイルになっています。

ちなみに一部の写真と走行シーンではフロントスポイラー(青い電飾のあるパーツ)が地面すれすれになっている場合がありますが、普通に走っているシーン等では車高があります。たぶん、サスを調整して意図的に下げているのでしょう。この下がった状態は個人的には嫌いなのですがこれくらい車高があると普通に格好良いです。

 

 

横から。ナイト3000は2000に比べて縦に大きくスリム差が無いという批判を見かけますが、近年のデザインとしては割と普通。居住性考えたらこういう方向になるのはスズキのワゴンRが証明しています。

しかしながら前後のホイールの径が異なるので大きなリアスポイラーが付いている後ろとインテーク以外はボリュームが増えていない前のバランスが以外と取れている事に驚きます。
以前はコンパチの都合でテールがかなり後ろに伸びてしまったのですが今回はほぼ原型車と変わらない長さになりました。こっちの方がバランスが取れていて良好な感じです。

ホイールは技術とアイデアの不足でのっぺらしてしまったのが残念。後日再チャレンジ予定。

 

 

テールランプ。この部分の造形は意外と複雑かつ曲線的で再現にはかなり苦労しました。特にリアのフェンダー部分のふくらみが。

このテール部分は劇中で点灯した事が無いのと造形的に恐らく発光する事の無いダミー。電飾を仕込まなかった理由は不明です(綺麗に発行させるのに必要なバルブが無かったとは考えにくいのですが)。

2000には無かった車体下から抜けてくる空気を整流するための5枚のフェンダーがあります(2000ではコの字型のウイング)。リアが跳ねあがった形状なのは空気を素早く抜くためで、グランドエフェクト効果を狙っての事でしょう。

まあ、一般車の車高じゃ意味が無いんですけどね物理的に。この辺は映像的に栄える視覚効果と説得力を持たせる為の形でしょう。

 

 

ある意味一番マスタングらしいアングル。フロントフェンダーがそれほど前にならないのとグリル部分が形状変更で中央が後退しボンネット部分と段差が大きくなったため、下ばかりが強調される事の無い絶妙なバランスです。

あと、フロントタイヤがローハイトタイプなのは恐らく荷重によるタイヤの変形を抑えるためでしょう。厚いと変形して抵抗になったりして走行性能下がるんですよ。偏平率っていうと詳しい人には良く分かると思います。多分、方向舵である前輪なので高速走行時の走行性に説得力を持たせる為の策でしょう。

ボンネットが直線的にフロントガラスについているのは恐らくエアロフォルムでしょうね。ボンネット上のインテークは劇中ではターボブーストの吸気に使用しているのですが、もしかしたらエンジンの出力強化にも使っているかもしれません。ターボブーストは後にノーマルモードでも使えるようになってしまったので(当初はアタックモードへの変形が必要だったかのように描写されていた)。

 

 

大型化されたリアフェンダーが特徴的です。この部分がかなりの幅増しになっているため後方からのインパクトが絶大です。後輪は偏平率が高いもののスリックタイヤなのでグリップ力は高いです。でも、これって路面に砂だとかが多い公道では危険なんですけどね。水にも極端に弱いし(タイヤの溝は水などグリップ力を下げる要因の異物をそこに効率的に逃がしてグリップ力を確保するための物。設置面積が低下する分グリップ力も下がって速度低下にも繋がるが、近年のモータースポーツでは速度抑止=安全性向上を狙って完全なスリックは使用禁止になっているとか)。
ワイド化も駆動輪だから駆動力を路面に伝えやすくする為の工夫という解釈が妥当でしょう。

そしてフェンダー部分などのインテークはエアコンに依存しない車内の空冷のためのインテークをイメージした装飾でしょう。リアの窪み部分に噴射口の様な物があったならジェットエンジン的な加速装置という解釈も出来たんですけどね。無いので何らかの装置の空冷や空力を考えての形状と解釈しておく方が賢明でしょうね。

ちなみにこの模型ではオミットしましたが、リアスポイラーにはガーニーフラップと呼ばれる小さな垂直の板が備わっていて、手軽かつ容易にダウンフォースを強化する加工が施されています。

ナイト3000は恐らく2000のSPMよりも高速時の安定性を高めるためのエアロフォルムを求めているのでしょう。だとするとSPMのような(早回しで表現された)高速性が無いのも頷けます(早回しのせいで動きが完全に物理法則を無視しているのが近年では逆に気になってしまいます)。あっちが空気抵抗を減らして最高速を追求した形態なら、こちらは高速走行時の安定性を両立して総合的な走行性能を強化した形態と考える事が出来るので。

なお、ダウンフォースが増すと空気抵抗増加も意味するため、最高速は下がります。某ミニ四駆マンガ(私大好きですけど)みたいにダウンフォースが増えるとパワーが伝わって最高速が伸びる、というのは出鱈目です。実際は空気抵抗が無い方が(安定しないスピード馬鹿になりますけど)最高速は上です。

 


 

■ノーマルモード■

 

ほぼ普通のGT500KRです。このボンネットの吸気口部分にスキャナーが入るわけです。ナイト2000と比較して空力的にはむしろ劣化しているのですが(デザイン性優先の形状なので)、ナイト2000に比べると車自体が進化している事もあり吸気効率はむしろ向上、地べたを這いまわる低重心からマッシブさを前面に押し出したマッスルカーと化しています。

個人的には以前の“口”に見えてしまったスキャナーが“目”のように見えるようになった事と左右非対称の動きしか出来なかったそれが左右対称に、しかもより滑らかな線を描いているのが好印象。

私の中では2000を超えました。

 

 

実はデカール張るのしくじってます。ナイト2000に比べて車高が高いです。このため車内空間は快適になったと言えるでしょう。それにルーフの高さは空力には影響しますが重心的にはむしろシャーシ部分の重量が物を言うのでルーフ程度では(一般車としては)大きな差が生じることは無いはずです。

 

 

マッシブな形状が売りのマスタング。ナンバープレートは白地にしました。トランク上のウイングはほぼ装飾です。空力的には2000同様意味ありません。

 

 

上から。デカールを黒い車体に張るとほぼ劇中通りの色に。付属のデカールを張るだけなので簡単でした。塗装で再現しようとしていた昔の自分が馬鹿みたいです(ボンネットなどの形状が違う車を使っていたので仕方無い点はあるのですが)。

 

 

上から比べてみると、3000の方がコンパクトでした。勿論縮尺が微妙に違うので(3000は1/25で2000は1/24なのでスケール的に2000が大きい)実際にはもう少し差が小さいはずなんですけどね。

 


次回は、いよいよクライマックス!!
「ナイト3000アタックモード ガトリング」
他ナイト2000も再登場!お楽しみに!!


 

 

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