ＴＶカメラマンのマイク・ドノバン（マーク）は、ビジターのUFOに潜り込み、彼らの真の姿をとらえた。マイクの息子、ショーンの住む町がビジターに襲われ、ショーン達は、連れ去られてしまう。マイクは、相棒のトニーとビジターの小型船に潜入するが、捕らえられ、母船に連行される。そして、ビジターの女司令官ダイアン（ジェーン）に処刑を命じられるが、ビジター内の反対派一味がドノバン達を救い出し、彼らは、脱出に成功する。マイクは、レジスタンス組織のリーダー、ジュリー（グラント）と共にビジターの正体を暴き出そうとする・・・。

今から約十年くらい前、日本のビデオレンタル店の店頭の棚は、このテレビシリーズのビデオで大量に埋め尽くされていました。この「Ｖ」シリーズは、アメリカの人気テレビシリーズとしてＰａｒｔ�Xまで製作されました。その後、『Ｖ２・ビジターの逆襲』の一時間シリーズが放送され、日本でもテレビ放送され人気を得ました。人類そっくりのビジターと言う宇宙人が地球にやって来て、彼らは、地球人と友好関係を結ぼうとする。しかし、ビジター達の壮大な陰謀が明るみになり、彼らによって地球が侵略されてしまう・・・。シリアスな展開と、イグアナ仕立ての宇宙人と地球人のリアルな戦い、また、インパクトの高かった宇宙船（インディペンデンス・デイのマザーシップもこの作品の影響かも・・・）なども話題を呼び、『X−ファイル』や『ER』などのように、ビデオレンタル店で人気に火がついたアメリカテレビシリーズの先駆けとなりました。