第20話 怒れる日本人

ATTACK OF THE TEKI-YA

脚本/トム・ファッジ

監督/ブルース・ビルソン

出演/ナツオ

    ヒロ・カナガワ

    マルコム・スチュワート

    ケビン・オーツジ(アキラ・イガワ)

    ピーター・ウィリアムズ(デボン)

    ロン・ロビンソン/他

ストーリー

ジョーとウエストレイクは、バイパーの車内で沿岸警備隊の隊長ブラッドフォードと地元マフィアの大物アンドレイドの手下の男が接触している様子を監視していた。そこへ日系マフィアの麻薬専門の殺し屋・イガワがバイクに乗って現れ、二人を射殺した。激しい追跡戦の末、ジョー達は、イガワを捕まえるが、キャトレットと麻薬取締局のハーモンからイガワが日本へ送還される事を聞き、激しく反発する。ジョーは、日本の警視庁からやってきた刑事と対面し唖然とする。刑事は、サトウキミコと言う女でジョーの元恋人だった…。

解説

〔1999年NBCTV第20話〕

日本のやくざのボス・タショウギがメトロシティに潜り込んだ。ジョーは、日本の警視庁から派遣されてきた女刑事サトウキミコと協力して、捜査を開始。キミコは、極悪非道な手段でメトロシティを牛耳ろうとしているタショウギの逮捕に執念を燃やす。

コメント

●土の急斜面をカッコ良く上るバイパー、バイパーにフックを引っ掛けられて、バイクが泥沼に派手に転倒するシーンなど冒頭から派手なアクションを見せてくれる。バイパーだけでなく、日本の警視庁からやってきた女刑事サトウキミコもパワフル。日本の刑事がやくざを捕まえにアメリカにやってくると言う映画『ブラックレイン』の逆設定的な展開が面白い。タショウギがブラックレインで松田優作が演じた佐藤を彷彿とさせるキャラと言ったところでしょうか。しかし、ジョーは、元犯罪者なのにいつの間に東京に行き、キミコと知り合ったのか…?日本人が登場すると、必ず日本を象徴するような場所も出てきますが、この作品では、寿司バー。そこで展開する激しい銃撃戦が熱い。ジョーを巡るウエストレイクとキミコの水面下で進行する女バトルも熱い。(管理人ガース)

●ジョーのかつての恋人だった日本人女性で警視庁刑事の佐藤君子が登場します。取調べシーンでは、犯人に対して挑発的な言葉を言って(このシーンの英語音声の台詞は、しっかり日本語です)怒らせ、投げ飛ばした挙句足蹴にして吐かせたり、その後には犯人の顔を殴り、「向こうが勝手に転んだ。」と言い張る等、某大門軍団のような捜査方法なのが笑えました。またジョーと君子の寿司バーでの会話も、英語音声では2人とも日本語で話していて、ジョーも結構頑張っています。特に、女性店員に言った「お茶、2つお願いします。」が良いですね。クライマックスでウェストレイクが撃たれたと思ったジョーが、彼女の事をいつもの「ウェストレイク」ではなく「キャメロン!」とファーストネームで呼んだのが印象的でした。このエピソードに登場する日本人は、メインゲストの佐藤君子を始めとして、君子の同僚だった柴田美和刑事、井川、根津というように、アメリカのドラマとしてはちゃんと日本人らしい名前になっているんですが、ただ1人ヤクザの組長・田生伎(たしょうぎ)だけは首をかしげてしまいます。どこまでが苗字でどこからが名前なのか、はたまたこれが苗字なのか、謎です。
(YOKOさん)

(このページ作成にご協力頂いたYOKOさんに感謝します

 

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