第21話 引き裂かれた記憶(前編)

SPLIT DECISION 1

脚本/ジョー・ジョンソン

監督/ダニー・ビルソン

出演/ジュード・チコレッラ(マーカス・ホワイト)

    トム・ブレイドウッド(ラリー)

    ジェイ・ブラゾー(ノーウッド)

    ケン・ポーグ(ジェローム・ミッドランド)

    カトリーナ・レイ(ホーリー・ミッドランド)/他

ストーリー

深夜、ジョーは、ディフェンダーモードで武装したバイパーで逃走する車を追跡していた。その車には、昔ジョーが犯罪者マイケル・ペイトンとして自動車の窃盗を繰り返していた頃の仲間・マーカス・ホワイトと言う男が乗っていた。マーカスを追いつめたジョーだったが、マーカスの車が電柱を倒し、その電線がバイパーの上に落ちて、ジョーは、大量の電流を浴びてしまう。そのショックにより、ジョーは、マイケル・ペイトンだった頃の記憶を取り戻した。ジョーは、マーカスと共に姿を消す・・・。

解説

〔1999年NBCTV第21話〕

追跡中のアクシデントから大量の電流を浴びてしまったジョーは、脳手術を受けた時に埋め込まれたチップの損傷により、ジョー・アスターとしての自分の記憶なくし、マイケル・ペイトンだった頃の自分に戻る。かつての仲間マーカスと共に再び犯罪に手を染めようとするジョーだが、2つの人格の記憶がジョーの脳を苦しめる。

関連エピソード→『ハイテク武装車バイパー』「消された過去(前編)」「消された過去(後編)」

コメント

●全4シーズンに渡り続いたバイバーシリーズを締め括るエピソード。ここに来て、第1シーズン初回の話が再びクローズアップされ、ジョーがマイケル・ペイトンに戻ってしまう話が出てきて面白くなりかけたのに最終回を迎えてしまうとは、とても残念。しかし、見るからに『ナイトライダー』パイロット「激闘!魔の巨大ダム捜査ナイト2000決死のターボジャンプ!!」の記憶を失ったマイケルの話と「恐怖の高電圧・消えたナイト2000」のキットの記憶喪失話などを織り交ぜたようなストーリーや設定に思わずニヤリ…(笑)。(管理人ガース)

●冒頭からディフェンダーに乗るジョーとマーカスの追跡シーンで始まる最終エピソードですが、マーカスの車が電柱に衝突して切れた電線がディフェンダーに接触するシーンは、思わずナイトライダーシーズン3の「恐怖の高電圧!消えたナイト2000」を彷彿とさせますが、感電によるショックでジョー・アスターとしての記憶が消え、マイケル・ペイトンに戻る展開はかなり衝撃的でした。劇中ではシーズン1の場面がいくつか出てきますが、是非とも放送してもらいたいところですね。(YOKOさん)

(このページ作成にご協力頂いたTさん、YOKOさんに感謝します

 

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