第22話 引き裂かれた記憶(後編) SPLIT DECISION 2 |
|
脚本/ハワード・チェイキン ダレル・フェティ 出演/ジュード・チコレッラ(マーカス・ホワイト) トム・ブレイドウッド(ラリー) ジェイ・ブラゾー(ノーウッド) ケン・ポーグ(ジェローム・ミッドランド) カトリーナ・レイ(ホリー・ミッドランド)/他 |
|
ストーリー
資産家のジェロームの妻ホリーを誘拐し、現金500万ドルを要求したジョーとマーカスがバイパーに乗って取り引き現場に現れる。そこへ駆けつけたウエストレイクは、ジョー達を捕えようとするが、銃撃戦の末、2人を取り逃がしてしまう。ジョーに銃を向けられ、ショックを隠せないウエストレイク。一刻も早くジョーを連れ戻さなければ、彼の脳細胞が破壊されてしまう。キャトレットからジョーを目撃した女性がいる事を聞いたウエストレイクは、その女性が勤めるバーに従業員として潜り込み、ジョーが現れるのを待つ・・・。 |
|
解説
〔1999年NBCTV第22話〕 2つの人格が交錯し、しだいに激しい痛みに苛まれるジョー。刻一刻と迫るジョーの脳の破壊を食い止めるため、バイパーチームは、必死でジョーの行方を追う。 |
|
コメント ●ジョーのフラッシュバックの映像は、パイロットのアクションシーンが数多く使用されていて、まるで総集編のような趣も感じられるが、改めてパイロットのアクションシーンを見ると、そのクオリティの高さに圧倒される。ストーリーは、ジョーの2つの人格の葛藤が中心で、このシーズンを締め括るには、少し物足りなさも感じたが、最後の最後でまたバイパーのホバークラフトモードが見られたのは、良かった。(管理人ガース) ●ペイトンは、脳にジョーとしての記憶が記録されたチップを埋め込んでジョー・アスターに生まれ変わったということですが、そのチップが損傷を受けたせいで苦しむジョーは、見ていて痛々しいです。手術が成功し、ジョーとして生還したときはほっとしました。 クライマックスでは、「チーム再結成」で初披露したホバークラフトモードが効果的に使われていました。前回はディフェンダーからホバークラフトへの変形でしたが、最後は逆パターンの変形シーンでした。車体前後に折りたたまれたホバー部分が、タイヤが出てくるまで車体を支えるスタンドの役目をしていて、結構細かいなあと感心しました。 マーカスが乗って逃げるセスナ機との対決は、空電パルスと思いきやトラクターフックを機体後部に撃ち込んで後ろ半分をもぎ取るという、ジョーの怒りが表れているような方法だったのが印象的です。ラストシーンは、ジョーがペイトンの性格を利用してバイパーを「盗んで」ましたが、何はともあれウェストレイクとは結ばれることになるようで、あれで良いのではないかとおもいます。(YOKOさん) (このページ作成にご協力頂いたTさん、YOKOさんに感謝します |