第1話 チーム再結成

THE RETURN

脚本/マーク・リッソン 

監督/ダニー・ビルソン

出演/キンバリー・デービス(トゥルーディ)

     クリス・デューガン(チップ)

     ジョン・パイパー・ファーガーソン(ホッパー)/他

ストーリー

フランキーとキャットレットは、テストコースで新たなバイパーのドライバーを選任するための走行テストを繰り返していた。一方その頃、ジュリアン・ウィルクス博士は、メトロ警察に依頼され、新たに開発したニューバイパーを基地まで運ぶための移送計画をホッパー捜査官から聞かされていた。相次いで起きているトラック強盗事件に備えるためだったが、ホッパーの計画に不審を抱いたジュリアンは、ある男にバイパーの移送を依頼する。ジュリアンとバイパーの乗ったトレーラーは、ホッパーの計画どおりのルートを走り始めるが、その途中、何者かのグループによる襲撃に遭い・・・。

解説

〔1998年NBCTV第1話〕

前シリーズ(第3シーズン・日本未放映)の最終回でバイパーは、コールとウエストレイク達によって爆破されてしまった。二人は、その責任を取らされ、バイパーチームから外されるが、ウエストレイクは、再び現場復帰を果たす。フランキーとキャトレットは、バイパープロジェクトを復活させるため、ジュリアン・ウィルクス博士が開発したニューバイパーのドライバー探しを急ぐが、コールのようなドライブテクニックを持つドライバーは中々見つからない。ウィルクスの計らいで、バイパーの初代ドライバーだったジョー・アスターがニューバイパーの移送の任務につくことになる。プロジェクトチームの基地に赴き、フランキーと再会したジョーは、ニューバイパーのドライバーとしてチームに復帰するよう要望されるが・・・。

このエピソードでは、初期シリーズ(第1シーズン)のバイパーチームメンバーでもあったジュリアン・ウィルクス博士が登場しています。

ウィルクス博士登場エピソード→「地獄のデモンストレーション」 「復讐の女神」

バイパーの新機能

バージョンアップした青いバイパーには、トラクターフック、スモーク弾、ガス弾、空電パルス発射装置などを装備するサイドポットの他に、このエピソードでは、ホバークラフトモードを使用し、水上走行も可能になっている。また、サイドポットには、トルペドランチャー(魚雷) も装備。短時間なら水中に潜る事もできる。

コメント

●初期シリーズの主人公だったジョー・アスターが復帰して、新たなメンバーで活動を再開したバイパープロジェクトチーム。ジョーとウエストレイクのコンビネーションも抜群で中々良い感じ。冒頭で、赤いバイパーが次々と無残におしゃかになっていたが、フランキーがバイパーを運転し、爆破に飲み込まれ脱出する場面は、とても笑えました。今シリーズから新たに組み込まれたホバークラフトモードによる水上走行シーンの映像はは、圧巻です。(管理人ガース)

●冒頭のバイパーの激走シーンから第4シーズンが始まりますが、第3シーズンの最終回でコールとウェストレイクがバイパーを爆破したという経緯を知らなければ、どうして2人がチームから外されてしまったのか全く分からないのが痛いですね。是非第3シーズンを吹き替え版で放送してもらいたいものです。このエピソードの見せ場は、初代ドライバー・ジョーの復帰のみならず、何と言ってもバイパーのホバークラフトモードでしょう。キャトレットを人質に取って逃げるモーターボートにフックを打ち込んで巻き上げるシーンは、ナイトライダーの「対決!恐怖の武装ホバークラフト!!」を彷彿とさせますが、バイパーが海に落ちてホバークラフトモードを発動させてからは、「驚異のスーパーカーナイト2000水上爆進!黄金像の謎を暴け!」と比較してしまいます。ナイト2000はそのまま海の上を走って行きましたが、バイパーは更に進化してホバークラフトに変形するのが最高です。海を走れて喜んでいたのは、マイケルもジョー達も同じですが(笑)。チーム再結成が決まり、フランキーに説得され北極に白熊を見に行く(笑)のを止めてチームに復帰したジョーが良い味出していると思います。(YOKOさん)

(このページ作成にご協力頂いたYOKOさんに感謝します

 

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