＜脚本＞　リチャード・オキー　　＜監督＞　シドニー・ヘイヤーズ

＜出演＞　ジョン・バーノン（キャメロン・ザカリー)／ロバート・オレイリー（ジェイク・シンプソン）

　　　　　アレクサ・ハミルトン（ジーナ・アダムス)／ダナ・グラッドストーン（デイブ・コリンズ）

　　　　　ロザリンド・イングレデュー(車のバイヤー）／他

麻薬の密売をしているブリュンメルという男を尾行していたマイケルは､取引現場で彼を取り押さえる｡ブリュンメルは、かけつけた警察に捕まり､事件は解決したかに見えた。しかし、ブリュンメルにつきそっていたもう一人の男、ジェイク・シンプソンは、マイケルの姿を見て自分の目を疑った。シンプソンは、急いでボスのキャメロン・ザカリーに連絡を入れる。

ナイト財団本部に戻ったマイケルの前に、突然、ジーナ･アダムスと言う名の女性が現れる｡彼女は、「トリプル･Ｍ」と呼ばれるおもちゃ会社にデザインを依頼されていたが、向こうから何の音沙汰もないことに苛立ち､その会社の調査を財団に依頼してきた。仕事が片付いたばかりで気が乗らないマイケルだったが､渋々その依頼を引き受け、ジーナに家に向かう。

だが、その頃、ナイト財団本部に不吉な連絡が入った。電話を受けたデボンは、マイケル･ロングの墓が荒らされた事を知らされる。

★ＮＢＣＴＶ(１９８３〜１９８４年放送)　第２シリーズ第１８話(シリーズトータル第３９回)

【アメリカ放送日】　１９８４年３月４日　【日本放送日】　１９８７年４月８日

国際的犯罪組織のボス・キャメロン・ザカリーは、ＮＯ．１の工作員で、愛人だったタニヤ（『ナイトライダー１／電子頭脳スーパーカー誕生』参照）を殺したマイケルに復讐するため､彼の命を狙い始める。さらに、ナイト２０００の存在に気づいたザカリーは､キットを奪い取ろうとする。冒頭の場面から不吉な予感を漂わせ、終始スリリングな展開に目が離せません。

１９８７年４月８日に放送されたこのエピソードをもって､テレビ朝日系水曜夜９時枠でのレギュラー放送が終了しました。一方､この日、日本テレビ系では、同じ時間（日本テレビ）に『超音速攻撃ヘリ･エアーウルフ』の放送が開始されました。ちなみに、この日放送されたエピソードは、「ミグ戦闘機と密林上空の死闘!!救援機を護衛せよ」。

■このエピソードは、国内版ＤＶＤ『ザ・ベスト・オブ・ナイトライダー　ＫＩＴＴ　ＢＯＸ』に収録されています。このＤＶＤには、国内版「ナイトライダー　シーズン２　コンプリートDVD−BOX」に収録されなかった３０秒のハイライトムービー（字幕版）が収録されています。