<脚本> ウィリアム・エリオット  <監督> バーナード・マクエバティ

<出演> キャサリン・ヒックランド(スティービー・マーチ)/マイケル・ジーニー(ポール・ブロッホ)

     シャンナ・リード(バーバラ)/ジョン・パトリック・リージャー(グレッグ・ノーブル)

     ランディ・ポーク(ジミー)/ジョセフ・バーク/他


新進グループ「クラス・アクション」バンドのギターリストのグレッグ・ノーブルが謎の死を遂げ、彼の死が何者かによる殺人だと言う女性から財団に事件調査の依頼がきた。マイケルは、コンサートの行われているツインシティの市民ホールに向かい、 そこで、思いがけない人物と再会する。事件の依頼者は、彼がマイケル・ロングだった時の恋人スティービーだった。

バンドで女性ボーカルとして活躍するスティービーは、バンド関係者の中に事件の犯人がいると考えていた。マイケルは、バンドに潜入するため、死んだグレッグの代わりにバンドのリードボーカルに成りすまそうとするが・・・。

 

 

★NBCTV(1983〜1984年放送) 第2シリーズ第20話(シリーズトータル第41回)

【アメリカ放送日】 1984年5月13日 【日本放送日】 1987年5月11日

  

マイケルとスティービーのロマンティックなラブ・ストーリー。バンドに潜入し、歌手になったマイケルとスティービーが息の合ったステージ・パフォーマンスを見せる。

スティービー役のキャサリン・ヒックランドとデビッド・ハッセルホフは、ちょうどこの時期に結婚し、結婚祝いとしてこのエピソードが作られたそうです。しかし、二人は、数年後に離婚しています。

スティービーが初めて登場したエピソードは、第1シリーズで放映された日本未放映の「WHITE BIRD」。この時のスティービーの職業は、弁護士の秘書でした。この時二人は一度目の再会をし、今回のエピソードは、二度目に当たります。また、日本では最終回に放映された第68回「復讐の鎮魂歌・さらばナイト2000」に三度登場しています。

劇中、マイケルとスティービーがナイト2000に乗って走行している場面や、エンディングで流れている曲のタイトルは「WHITE BIRD」(song by「It’s a Wonderful Day」)です。

日本では、このエピソードを最後に第2シリーズの放送が終了しました。エイプリルが登場する最後のエピソードになりました。アメリカでもこのエピソードが最後の出演になったようです。


 

■劇中、デビッド・ハッセルホフは、歌手として実際に歌を歌っています。このエピソードのサブタイトル「LET IT BE ME」は、デビッド・ハッセルホフのアルバム「NIGHT ROCKER」に収録されている曲名からつけられたそうです。ハッセルホフが劇中で歌うOUR FIRST NIGHT TOGETHER」「NO WAY TO BE IN LOVEもこのアルバムに収録されています。

 

●『WHITE BIRD』 It's a Beautiful Day

●『OUR FIRST NIGHT TOGETHER』 
  デビッド・ハッセルホフ&キャサリン・ヒックランド

●『NO WAY TO BE IN LOVE』 
  デビッド・ハッセルホフ&キャサリン・ヒックランド

●『LET IT BE ME』 デビッド・ハッセルホフ&キャサリン・ヒックランド

●『RUNAWAY』 デル・シャノン


●マイケルのロング時代の恋人スティービーが登場しますね。シーズン1のエピソードを見た後だと、より内容が分かり易いと思います。ラストシーンも同じですし。それより何より、ステージで歌うマイケルに本放送時は驚きました。実際にハッセルホフ氏は歌手としても活動してますから、違和感もないですね。劇中で歌っていた曲が収録されている、ハッセルホフ氏のアルバム「Night Rocker」が欲しくなりました。(YOKOさん)

●見れてマジで嬉しかったです。マイケルが歌ってたあの歌、幼稚園の時に教室で歌いました(笑)。全部デタラメな英語ですが、無論周りの友達の反応は「わからん」でした。(笑)(ラファード・ナイトさん)

●ラストで、二人きりのホールで熱唱するシーンには感動しました。あんなシーンがTVではカットされていたなんて、本当に残念です。(匿名希望さん)

 

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