<脚本> ハーマン・ミラー <監督> シドニー・へイヤーズ <出演> ウォルター・ゴーテル(サイモン・カラスカス)/カビール・ベディ(バスコーン) ベス・ミラー(ゲイ・ホレンベック)/トム・ロスクイ(オーガスト・ホレンベック) ジェームズ・インガーソール(ゴットリーブ)/ペペ・セルナ(ルポ) ラリー・ストーチ(パスカル)/マーク・デュバート(アンタウン) アンソニー・ペック(ジョージ)/フランク・ロンジオ(フランコ)/他 |
マイケルは、科学者のオーガスト・ホレンベック博士の元へ向かっていた。しかし、ホレンベックの乗った車が何者かのグループの車に襲われ銃撃を受けた。マイケルは、その車を追い払い、ホレンベックを救い出すが、彼は被弾していた。 パラメイヤン国の一等書記官で、また裏で死の商人と呼ばれているサイモン・カラスカスは、数年に渡り、輸出を禁じられているハイテク製品を買い付け、第三国へ転売していた。ホレンベックが開発し、ナイト財団も援助して作られた「殺人バクテリア」は、一立方cmのバクテリアを上水道に入れるだけで一つの都市が全滅してしまう恐るべき化学兵器で、それの入ったカプセルがカラスカスの手に渡ってしまった。カプセルが大使館に置かれていることを知ったナイト財団のメンバー達は、一致団結して、大使館に潜り込むための作戦を開始する。 |
★NBCTV(1985〜1986年放送) 第4シリーズ第6話(シリーズトータル第69回) 【アメリカ放送日】 1985年11月8日 【日本放送日(関東)】 1988年11月19日 |
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クラシックカーのコレクションと美しい女性をそろえる趣味を持つカラスカスの弱点を狙い、ボニーは、1950年代に誕生した幻の名車「リンクス・インペリアル」と言う車の所有者アリシアと言う女性に成りすましてカラスカスに近づく。この車には、「スーパークールドプラスティック」と呼ばれる新技術が施され、キットが扮装します。また、マイケルは、「ジョニー・ヘイジャック」と言う名の殺し屋になります。 このエピソードでは、映画「スティング」のようにマイケルとナイト財団のメンバーが勢ぞろいして、巧みなコンビネーションとチームワークで悪党に挑みます。BGMの陽気なリズムもまた、「スティング」を意識したものかもしれません。 これは財団メンバー全員が一丸となり事件に取り組むと言うシリーズ中極めて珍しいエピソードで、メンバーそれぞれの個性的な役割と作戦展開が見所です。 日本では、「新ナイトライダー」のタイトルで第4シリーズの放送が開始されました。このエピソードから各都道府県で放送時間が変わりました。【ちなみに関東(テレビ朝日)では1988年11月19日の土曜午後3時から。関西(朝日放送)では、1990年6月の木曜深夜から放送されました】<この情報は、M.Mさんに提供頂きました。ご協力ありがとうございました> このエピソードに登場するクラシックカー「リンクス・インペリアル」は、「MOONEYES」社が制作した『MOONLINER』と同型車です。(この情報は、“K,”さんのサイト「Sight-oh!」からご協力頂きました。感謝致します)
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■パラメイヤン大使館 第61回「野望の血脈・奇襲忍者軍団」(タニカの屋敷) |
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