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光戦隊マスクマン≫≫

 

■戦隊シリーズ10・超新星フラッシュマン
《エピソードコメント》
 
 

第1話「急げ!地球を救え」…メスの地球侵略を阻止するためフラッシュ星から地球にやってきたフラッシュマン達。メスの改造実験基地ラボが東京の上空を舞い降りてくるシーンは、中々の迫力。人間が襲われる場面もワイヤーを使って、人がダイナミックに吹っ飛ばされたりするダイナミックな演出も多く見応えがある。リーケフレンがシンセサイザーを使って獣戦士を作り出すところも幻想的で面白い。雑魚兵ゾローは、アリがモチーフらしいが、チェンジマンのヒドラー兵に次ぐ気持ち悪さ。特に口元の6つの牙がかちゃかちゃ動くところが…。フラッシュマン側のラウンドベースの発射シーンや三本足で地上を歩くラボー戦闘機などメカの作りもさらに精巧になっている。変身前の五人は、それぞれ個性的な衣装を身につけているところが良い。サラがマグから取り出したのは、明らかにディスクなのにフロッピーと言っているところが時代を感じさせる。獣戦士を倒すローリングバルカンは、物がでかいこともあって、回転すると大迫力。グリーンフラッシュのプリズムカイザーは、デンジレッドのデンジパンチを彷彿させる。一回目ロボ戦なしはバトルフィーバーJ以来か。

第2話「見たか!巨大ロボ」…二話目にして初のロボ登場。フラッシュキングは、バイオマンのバイオロボにつぐカッコ良さ。前年のジャスピオンのダイレオンに導入されたワイヤーを使っての宙返りアクションが戦隊のロボにも取り入れられたようだ。クラゲ型の巨大な生物クラーゲンが獣戦士を巨大化させるシーンが面白い。獣戦士に全エネルギーを与えると、小さなクラゲになってしまうところがユニーク。

第3話「宿敵? ハンター!」…地球にUFOが不時着。偵察中のフラッシュマン達は、不時着現場に向かい、そこでエイリアンハンターを発見する。エイリアンハンターは、かつて幼かったジン達をさらった宇宙人だった。ジン達は、エイリアンハンターから話を聞こうとするが、メスにエイリアンハンターをさらわれてしまった。エイリアンハンターは息絶えるが、メスは、何やら良からぬ事を考えている模様。ジンは、3歳の時、エイリアンハンターにさらわれたので多少さらわれた時の記憶が残っているらしい。夜、住宅地に死んだはずのエイリアンハンターがあらわれ、赤ん坊をさらった。現場を目撃したジンは、自分達と同じ目に合わしてはならんと必死でエイリアンハンターを追いかける。しかし、マグは、敵の罠だとジンを静止させる。あるビルに潜り込んだエイリアンハンター。ジンは、変身して、熱線ビームでビルの中の熱を感知。ビルの中にワンダ達が隠れている事を知り、生身でビルに乗り込んだ。生身でも十分超人的な動きをする5人。中々強いです。キレのある動きで敵を倒し、サラが赤ん坊を奪い返しました。こういう時、空を自由に飛ぶ事ができるルーが有利ですね。フラッシュマンに変身した5人。レッドがエイリアンハンターに剣を振りかざすと…ハンターの顔が割れ、レー・ネフェルが姿をあらわした。どうやら、ネフェルがエイリアンハンターに変装していたようです。わざわざ私は変装が得意なのとフラッシュマンに公言するネフェル。ある意味正直者です。家の屋根の上で激しい立ち回り。獣戦士ザ・サイモスを倒したフラッシュマン。エイリアンハンターの遺伝子を組み込まれたのに、結構あっけない最期でした。

第4話「マグは天才ロボ?!」…逆さで泳いでいるカメの遺伝子を組み込まれた獣戦士ザ・ギーライの光線を浴びてしまい、見るもの全てが逆さになってしまったダイ。まぁ全く見えなくなるよりかはマシだと思うが、確かにこれはかなり不自由そうだ。マグが良いアイデアを思いついて、さっそくダイに特訓をさせる。ああ、やはり、逆立ち戦法ですね…。いくら超人的な力を持つフラッシュマンとは言え、この方法では、戦い辛そう。しかし、マグは、ダイにビーム撃ったりと、鬼畜の所業。他の4人は、ザ・ギーライに立ち向かうが、やはり5人そろっていないので大苦戦。ジンは、フラッシュ星で受けた砂嵐の中の特訓を思い出して、良いアイデアを思いついたようだ。5人は、突然、目隠しをして、シャットゴーグルし、目ではなく、聴力を使ってザ・ギーライと戦い始める。彼らは、フラッシュ星での特訓のおかげで、耳の感覚が普通の人よりも鋭いようです。おお、確かに普段通りの立ち回り。ダイも目を隠しているほうがまともに戦えている感じですが、やはり、見えている方がいいそうです。マグから教わった方法を使って、逆立ちをしたままプリズムカイザーをザ・ギーライに打ち込んだ。おいおい、逆立ちしているのになぜ両腕を使えるんだ?もしかして、パンチを打っている間は、ルーみたいに宙に浮いていたのだろうか。マグは、力になれなかったと荷物を背負って家出。どこにいくつもり?ジン達に説得されて、あっさり家出を撤回。まぁ、確かに逆立ち戦法は、無茶があったが面白かったよマグ(笑)。

第6話「ほえろ!マシーン」…レーネフェルが獣戦士サイザーの笛を使って怪音波を奏で出す。だが、フラッシュホークのエンジン音がそれを打ち消す効果があった。ラボー戦闘機によって五人のバイクが次々と破壊されていく。レッドホークを守るため、他の4人が自分達のバイクから一つずつ部品を取り出し、レッドホークの修理に役立てようとする。バイクと戦士の友情を描いた話と言うと、スピルバンや仮面ライダーブラックとこの当時放映されていた作品にもよく見られたが、レッドのバイクを守るために4人が順々に変身して、メスに立ち向かっていく展開もまた、ゴーグルファイブの最終回やダイナマンの九州編を思い起こさせる熱い展開で面白い。バイクが吹き飛ばされる合成場面がもう少しうまくできていたら、良かったのだが…。フラッシュキングは、笛を吹けるらしい。

第8話「父よ!母よ!妹よ」…ザ・シーゲンが作り出した異次元バリアに閉じ込められたブンとサラと子供達。しかし、時村博士が開発したタイムマシーンが実験中に事故を起こし、その異次元バリアを切り裂いた。異次元空間から脱出したサラが高級レストランのテーブルの上にひょっこり顔を出す場面が笑える。20年前にエイリアンハンターにさらわれた赤ん坊の一人が時村博士の息子らしい。ジン、ダイ、ブンの三人のうち一体誰なのか?コズモフラッシュを食らったかに見えたシーゲンが倒れず、姿を消してしまう展開は、意外性があった。冒頭の人間態のレ-ネフェルの妖しさと幻想的な場面が印象的。

第9話「時をかける博士」…ザ・シーゲンは、ケフレンに遺伝子操作されて、ザ・ジーゲンとして蘇る。時村博士の作ったタイムマシーンの復活に協力し、部品を調達するフラッシュマン。異次元バリアの邪魔となるエネルギー炉を破壊するため、ネフェル達がまたもや時村博士の子供達を人質に取り、タイムマシーンを破壊しようとする。フラッシュマン達の力により、子供達は、救出され、時村博士は、タイムマシーンに乗り、再び20年前の時代へ遡る。しきりに東京オリンピックの映像が出てくるがオリンピックは、1964年に開催されたはずだが…ロボ戦での異次元空間対決は、この当時としては、画期的な展開だったのでは。ジャスピオンで見られた、ワイヤーを使ったロボの空中回転シーンも見られ、印象に残った。

第12話「超パワー!ワンダ」…真夜中に東京タワーの上で突然雄たけびをあげるワンダ。五十年一度、五つのバイオリズムが重なって最大のパワーを出せるんだとか。ワンダと同じ遺伝子によって作られた獣戦士ザ・ギルギスと連携して超パワーにより、町が次々と破壊される。ワンダは、五つの醜い深海生物のような遺伝子で作られていたことがケフレンによって明らかにされる。醜い生物で寄せ集めだと聞かされ、さすがにワンダ自身も相当ショックのご様子。見せ場は、レッドフラッシュとワンダの一騎打ち。超パワーによる透視能力でジンの古傷を発見したワンダは、ジンの古傷を攻める。古傷が幼い頃に自分を連れ去ったエイリアンハンターにつけられたものだと知ったジンは、痛みをこらえながら猛特訓を開始。再度、ワンダと決戦を挑み、プリズム聖剣で超パワーを失ったワンダの翼を…!?ダイナレッドvsメキド王子、チェンジドラゴンvsブーバなど戦隊伝統のレッドと敵幹部の直接対決が早くも展開。

第13話「激闘!危うしジン」…ウルクとキルトに突然両腕を傷つけられたジン。メスの目的は、ジンの遺伝子を得るため血液を採取し、ジンの遺伝子を組み込んだ獣戦士を生み出す事だった。ジンの遺伝子によって生まれたザ・ジルガルは、ジンの行動を読み取り、ジンと全く同じ動きをする。ジンとジルガルの果てしない戦いが続く。同じ遺伝子による対決と言う構図が面白い。しかし、他のフラッシュマン達の助けによって、ジンは危機から脱出。自分の身を投げ出してレッドの助太刀をするイエロー健気。前回、ジンにやられたワンダの翼が元に戻っていた。遺恨を忘れないためにも直さないほうが良かったかもしれない。冒頭、走行中の車の屋根から地面に飛び降りるキルトのアクションが凄い。

第15話「巨大ロボ破れたり」…腕利きのエイリアンハンターを引き連れてやってきたサー・カウラー。レーザームチを操り、フラッシュマンの強化服にもダメージを与えてしまう。とにかく渋いの一言。そして最強と言われるだけあって、白熱した戦闘シーンが繰り広げられ、フラッシュマンは、大苦戦。体を分裂するザ・ズコンダには、ローリングバルカンも通じない。クラーゲンを食って巨大化する二体のズコンダ。フラッシュキングが二体の敵を相手に戦うのも斬新だが、その後に待ち構えていたのは、フラッシュキングの破壊シーン。左手と右足が切断されたロボ。コクピットの中のフラッシュマン達は、微動だにしない。このめまぐるしい怒涛の展開は、戦隊史に残る。

第16話「人間ミニミニ作戦」…破壊されたフラッシュキングから脱出したフラッシュマン。ズコンダが人間達を小さくしカプセルに閉じ込める人間狩りを開始。ズコンダ達エイリアンハンターとカウラーが乗るヘリに追いかけられる女の子。しかし、多勢で一人の女の子を追いかけるとは…カウラーかっこいいのだが、乗っているヘリの機体に「日本農林ヘリコプター」って書いてあると妙に間抜けて見える…どっから盗んできたのだ…。それを目撃したサラが女の子を助け、激しい爆雷を受けながら一緒に逃げるが、女の子と共々カプセルに閉じ込められてしまう。カプセルに閉じ込められた事によって、赤ん坊の頃、エイリアンハンターによってカプセルに閉じ込められた記憶が蘇り、暴れ出すサラ。フラッシュマン達は、サラ達が入ったカプセルを取り戻そうとするが、つり橋の上でカウラーとワンダ達と合間見えてのカプセル争奪戦が展開。ブンがカプセルを受け取るが、海に落とし、カプセルは、魚に食われてしまう。フラッシュマン達は、ズコンダのリングを狙い、カプセルに閉じ込められた人達を救出し、そして。サラも…。カウラー登場でサラに面白くなった。

第17話「謎の巨大暴走車!」…フラッシュキングの修理を急ぐフラッシュマンだが、ブンが配線間違えて、ロボの腕を落としてしまったりアクシデントが続く。幼稚園バスがカウラー達に狙われ、運転手が殺され、バスは、断崖絶壁でストップ。バスを囮にフラッシュマン達を呼び出し、獣戦士ジライカが仕掛けた地雷卵ゾーンに誘き寄せる作戦らしい。そこへ、突然起きた謎の巨大地震。揺れるバス。今にも落ちそうだ。レッド、左腕を負傷するが、地雷ゾーンを潜り抜け、なんと自力で崖をよじ登り、バスに乗り込み運転。ジンは、どこでバスの運転をおぼえたのだろうか。バスの異変に気づいたカウラー達が地雷卵を落とし、バスに攻撃を仕掛けるが、そこへ突然大きなクラクションを鳴らしながらやってくる巨大トレーラー。まるでスピルバーグの「激突」のトレーラーを彷彿させる不気味さである。いつの間に覚えたのか知らないが、カウラーがクラーゲンを呼び寄せ、そのエネルギー放射によりジライカが巨大化した。修理中のフラッシュキングを使えず、フラッシュマン達に勝ち目はない。しかし、謎のトレーラーがフラッシュマンを救う。トレーラーを操るレー・バラキは、メスの裏切り者らしいが、敵か味方か?デウスの仮面の下から不気味な目が露になるカットがあるがこれがまた中々不気味。今回で二度目だがなんか意味があるのだろうか…。

第18話「大逆転!変身ロボ」…100年前、英雄タイタンと死闘を繰り広げたレーバラキは、タイタンの遺言を受けた後、フラッシュタイタンと共に眠りについていたが、地上の危機を感じ取って眠りから覚め、フラッシュマンの前に現れた。フラッシュマン達がタイタンに乗り込み、巨大ジライカと対決。タイタンボーイ、腹出っ張りすぎて歩きづらそう。走る姿が面白い。トレーラーのコンテナ部分も変形して、タイタンボーイと合体し、グレートタイタンに変形。光線でジライカを一撃で倒す。フラッシュマン達の戦いを見届けたバラキは、カウラーに捕まり、姿を消した。

第19話「バラキ決死の伝言」…メスに捕らえられたバラキは、獣戦士ドレイクにより見えない糸で操られ、フラッシュマンを襲う。しかし、バラキには、英雄タイタンとの約束があり、ある事をフラッシュマンに伝えなければならなかった。最初に襲われたのは、ジン。しかし、間一髪のところで他のフラッシュマン達がジンを救う。剣を持ち、真夜中にオートバイや車を襲うバラキ、再びジンを襲うが、涙を浮かべるバラキを見たジンは、裏でドレイクがバラキを操っている事に気づく。エイリアンハンター達と4人のフラッシュマンが対立している間にバラキを連れて逃げるジン。ジンは、バラキから自分達の体に関わる重大な秘密を聞かされようとしていたが、その寸前、ドレイクがバラキを…。息絶えるバラキの前でジンが怒りの拳を握るカットが印象的。キルト、ウルク、そして雑魚兵達も揃っての激しい戦闘が展開。フラッシュマンの攻撃を受け、崖から勢い良く落ちるエイリアンハンターの場面が爽快。

第20話「復活!巨大ロボ!」…フラッシュキングの修理がようやく完成しかけたところでまたもや謎の怪音波によってキングの左腕がもげた。原因を確かめに出たフラッシュマンは、夏用の私服に衣替え。ビルの前で次々と人々を襲う獣戦士ブリザスを発見。人の生き血を吸い、姿を消してしまうが、その時、ダイにだけ聞こえる少女の声。その声を追って、少女を探すダイ。獣戦士に襲われている少女を発見し、少女が血を吸われる前に何とか助けた。少女・すみれとテレパシーで会話できるダイは、すみれが自分の妹ではないかと思うようになる。カウラー登場以来影が薄いメスの幹部達だが、ネフェルと雑魚兵の集団が久々に登場。巨大化したブリザスとタイタンボーイの対決。タイタンボーイ、ブリザスのクリスタルの矢にやられるが、フラッシュキングの復活で危機を逃れる。フラッシュキング、5話目にしてようやく復活。2機のロボが並ぶ姿が印象的。

第21話「悲しみのサラ」…青年ミラン登場回。2つの顔を持つ獣戦士ゾルダバに襲われ、腕に怪我をしたサラを助けたミラン。ミランは、サラが自分の妹だと言い張るが、突然苦しみ出して、サラの前から消えた。サラは、ミランが残した幼い兄妹が映る写真を手がかりにミランを探し始める。他のメンバーは、強敵ゾルダバを倒すための新兵器を開発中。海辺の断崖でカウラーやワンダ達に拷問を受けるミラン。サラもようやくミランの居場所を見つけ出すが、ミランの真の姿は…!?ミランからゾルダバへの変身プロセスが、まるでメタルダーのゴッドネロスの変身シーンみたいで、中々気味が悪い。ワンダ達と崖で激戦するフラッシュマン。結構きわどいところで戦っている。サラは、ゾルダバとの戦いを拒み、変身しない。しかし、ミランに渡されたメモに書かれたものがゾルダバの弱点だと知り、ある行動に出る…。ラストは、ちょっと感動的。

第23話「お願いドキドキ!」…ネフェル、天使の格好して子供達を連れて、何やら神社で奇怪な儀式をしている。そこへ現れたフラッシュマン達。サラが獣戦士ネンジキに襲われている。ハイキックに跳び蹴りになかなかハイテンションなルーのアクションが見られる。サラがネンジキの折れた角に願い事を言ったら、絆創膏に飲み物に、食べ物に水着におしゃれに遊園地と次々と願いが叶う。願い事は、7つしか叶わないらしい。なぜか遊園地に移動した二人は、そこで母親に会うことを願うが、ネフェル達が邪魔をする。他のフラッシュマン達もそこに現れるが、どうやってサラ達がいる場所を突き止めたのだろうか?ネフェルに操られた女の子がサラとルーに近づき、角を奪い取る。女の子は、友達が欲しいと角に願いをかけるが、寸前ネフェルに奪いとられ、角は、ネンジキに戻されてしまう…と言うと事でネンジキの角を巡っての大騒動話だったが、最近カウラーやワンダの姿を見ないが、どこへ行った?

第24話「オカルト夏休み」…フラッシュマンに倒されたズコンダが幽霊になってあらわれ、ガルスにとりついた。カウラーがエイリアンハンターを引き連れて久々に登場。ブンは、海辺に住む猟師達の中に溶け込み、子供達の夏休みを初めて体験する。しかし、そこへカウラー達があらわれ、人々を襲う。夏休みの邪魔をするカウラー達にキレるブン。無人車に襲われる漁師家族。倉庫の中にまで突っ込んでくる。ブンの怒りは爆発。フラッシュマン達がかけつけ、ガルスと激闘し、ガルスが作り出した特殊な空間を解き放とうとブンがなぜかタイをガルスの口の中に突っ込んで、ズコンダを口の中から取り出した。巨大ズコンダと因縁の対決をするフラッシュキング。最後は、みんなで地引網を引っ張ている…。

第25話「急げジン合体不能」…しょぱなから獣戦士ザ・ダピラスと対決するフラッシュマン。プリズムシューターで攻撃をくらわし、あっけなく倒されるダピラスだが、プリズムシューターのエネルギーが吸収され、そのパワーによってレッドフラッシュは、左腕に負傷する。ダピラスは、攻撃を受けたるたびにそのエネルギーを吸収し、どんどん強くなっていく。ワンダもネフェルもびっくりのご様子。ダピラス、脱皮して、また人々を襲う。フラッシュマン達がかけつけ、再戦。しかし、攻撃してもエネルギーが吸収され、逆効果。4人のフラッシュマン、巨大化したダピラスを倒すために、レッドの代わりにグリーンがタンクコマンドに乗り込み、操縦。ジェットとタンクのきめ細かい動きが見られる。ジンは、ワンダ達と戦い、怒り出して、レッドに変身し、危機から脱出。タンクコマンドに乗り、フラッシュキングに合体。ダピラスの弱点を見破り、コズモフラッシュで倒す。

第26話「宇宙カボチャ料理」…今までのシリアスな展開が嘘のようになんだデウス、いきなり人間をかぼちゃ人間にしろと言う作戦は。獣戦士も今までとは全く違う太った河童みたいなザ・グルメス。マグの出す料理に飽きたフラッシュマン達は、それぞれ外食をとりに行く。ルーが辿り着いたかぼちゃ料理の店の前には、長い行列。料理が下手だと言うおばさん(海老名みどり)が店員に成りすましたキルトとウルクに手荒く追い出され、ルーは、おばさんとその料理の秘訣を探るため、厨房を覗きに行くが、そこでは、メスの雑魚兵どもが一生懸命料理を作っている。かけつけた他の4人、グリーンは、焼きそばを持ってやってきた。町の人々がどんどんかぼちゃ人間化していくのに、なぜかルーとおばさんだけは、かぼちゃにならない。ネフェルは、それを探るため、おばちゃんを拉致しようとするが、おばちゃんの作った味噌汁を浴びたグルメスが逃げ出した。公園までグルメスを追いかけるルー達。そこへコック姿のカウラーとエイリアンハンター達もやってくる。グルメスは、姿だけでなく、攻撃の仕方も独特。普通にコショウかけるだけ。ルーがグルメスのコショウを奪いとって、カウラー達にふりかける。カウラーがくしゃみをしている。クラーゲンを呼び出す時のくしゃみは、笑える。この話は、ジェットマンの作風っぽい。

第27話「ダイ友情のパンチ」…ダイがボクシングの世界チャンピオンを目指す若きファイター・若草リュウと知り合う。レッドマスクの海津氏がリュウ役。そのリュウの遺伝子を使って、獣戦士を生み出そうとするケフレンの指示に従い、ワンダとネフェルがリュウを襲い、メスの基地に連れて行く。メスの基地でガラスのケースのようなものに閉じ込められているリュウの姿を見ると、マスクマンでタケルの恋人がガラスケースの中で眠っていた場面を思い出す。今回は、ケフレンの遺伝子シンセサイザーが印象的に使われている。獣戦士の怪物になってしまったリュウを呼び覚まそうとダイがリュウのトランペットを吹き、ケフレンが獣戦士として覚醒させようとシンセサイザーを鳴らし続ける音色対決が中々斬新。結局、ラー・デウスの一言で、リュウと獣戦士が分離し、ダイは、フラッシュマンになり、グリーンカイザーで、獣戦士に怒りの鉄拳。ダイの変身ポーズいつにも増して気合が入っていた。

第28話「壮絶!炎のガルス」…フラッシュマンに負け続ける不甲斐ない部下達に、とうとうデウスがキレる。ケフレンは、洞窟で培養していた巨大生物を使って、ガルスをパワーアップさせる。何やら不思議なパワーを身につけたガルスは、ジンを襲撃。ジンは、レッドフラッシュに変身するが、必殺技のプリズム聖剣も破れ、歯が立たない。ガルスの攻撃を受けている時、レッドの体にも異変が…ついにレッドのパワーも落ちてしまう。ケフレン達に捕まった子供たちを救うため、子供達の秘密の隠れ家に向かうフラッシュマン。燃えるガルスの攻撃に苦戦するが、ローリングバルカン2度撃ちで…。

第29話「妖獣士ワンダーラ」…ワンダがケフレンに改造実験を受け、ワンダーラに変身を遂げパワーアップ。ワンダーラ、確かに見た目は、かっこ良く、時間攻撃も使える優れもの。ブルーがプリズムボールでワンダーラに攻撃を仕掛けるが、レッドに起きたパワーダウン現象がブルーにも起き、五人は、ワンダーラのキラーセイバー妖獣剣やタイムストップ3秒殺しの技で動きを止められ、崖から転落。そんな時、タイムマシーンの実験を続けていた時村博士が事故に遭う。知らせを聞いたブンは、病院にかけつけ、時村を父だと信じ涙ぐむ。時村に攻撃を仕掛けてきた獣戦士ザ・ソードスに立ち向かうブン。ワンダーラの攻撃で危機に陥るブンを助ける4人。フラッシュマンも後半戦に入り、バイオマンのような敵側の改造話が続くが、中々面白い。

第30話「怪奇ネフェルーラ」…「私、恐ろしい女になりました…」の予告編の台詞どおり、ワンダに続いてネフェルがケフレンの生命改造実験によって妖獣士ネフェルーラとなる。前回は、実験を拒んでいたのに、すんなり受け入れたのは、ワンダーラの凄さを知ったからだろうか。ネフェルーラ、恐ろしいと言うか見た目は、かわいすぎるのだが…。エイリアンハンター達が誘拐した赤ん坊達を利用して、幻覚を作り、フラッシュマン達のトラウマを引き起こさせる。サラは、もろその罠にはまる。久々に登場のカウラーもネフェルーラのパワーに驚き。ネフェルーラの妖獣幻覚の中での戦いの最中に、ピンクまでもが原因不明のパワーダウン現象に陥る。苦戦を強いられるフラッシュマンにタイムマシーンの実験で重傷を受け、奇跡的に回復した時村博士の必死の呼びかけが五人を勇気づける。グリーンとイエローがレッド、ブルー、ピンクのパワーダウンをかばい、ネフェルーラ達をなんとか打ちのめすが、しかし、これからの戦いは、過酷さを極めそう…。

第31話「消えた!5人の力 <パワー>」…冒頭から戦うフラッシュマンとワンダーラ達。グリーン、イエローまでもがパワーダウンを起こし、変身も解け、生身のまま戦いを強いられるフラッシュマンを時村博士が救う。時村博士は、タイムマシーン用に作ったエンジンを積んだワゴンに乗っているが、どう見ても業者の車にしか見えない。フラッシュマンがパワーを失った原因を調べ始める時村博士。そして、フラッシュ星の5つの星が水平に並んだ時、五人のパワーが落ちることを発見する。マグが5つの星が離れる時間を計算し、後一時間と判明。その間、フラッシュマンは、生身のまま険しい崖から飛び降りたり、激しく滑り落ちたり、サラやルーは、パンチラしながら、ワンダーラ達から逃げ続ける…時村に協力により、フラッシュマンのパワーは、見事復活するが、それにしても、マグの頭脳の中に情報が隠されていたとは…。

第32話「すきすきマグすき」…フラッシュマンのプリズムを強化するため、マグがマスクからプリズムをはずしてしまう。五人のマスクが並べて置かれているのが新鮮。そんな時、メスの透明作戦が始まり、獣戦士ザ・ビーノンがトラックを消して交通事故を起こしたり、人々を混乱に陥れる。それを知り、バイクに乗ってかけつけるフラッシュマン。ブルーのバイクが透明になり、バイクにまたがったままの姿で宙に浮いているブルーの姿が笑える。ビーノンと戦うフラッシュマンだが、プリズムがはずれ、戦闘不能に。ネフェルーラの激しい攻撃を受けて、危機に陥るが、暴走してきたフラッシュタイタンに助けられる。フラッシュマンは、マグがプリズムをいじったせいだとマグを責める。責任を感じたマグは、タイタンの動力炉を使って強化プリズムを作り始める。強化プリズムの完成まで、前回に続き、生身でネフェルーラ達と戦い続けるフラッシュマン。そして、強化されたプリズムで新たなパワーを引き出す。いつもの必殺技も一段とパワーアップしていた。

第33話「パパは負けない!」…柔道大会に出場したジンは、発電所に勤める大滝と戦い敗れた。大滝の一人息子・キヨシを悲しませないためにわざと負けてやるとは、なんて優しいのか。そんな時、ウルクとキルトの遺伝子を使った獣戦士ザ・ウルキルが発電所やコンビナートのタンクを襲撃する。そこにやってきた大滝は、人間の姿をしたウルクとキルトに襲われ、負傷し、それを目撃した大滝の息子・キヨシは、父親が女に負けたのを見てショックを受ける。エイリアンハンターに追われながらキヨシを必死になだめるジンの姿が印象的だったが、ジンの優しさがかえって仇となってしまったのも歪めない。プリズムを強化したためか、スーパースピアと言う新しい必殺技が登場。大滝役は、伊吹剛氏。

第34話「激流に消えたブン」…深夜から毒の粉を撒き散らして人々を襲う獣戦士ザ・マザラス。マザラスの行方を追って山の上流の岩場にいたジン達の前にマザラスが現れた。激しい戦闘の中、ブンがマザラスの毒の粉を浴びて橋から川に転落し姿を消す。猛毒に倒れたブンだが、山小屋に住む加代子に助けられて看病される。加代子に対して母の愛情や優しさを重ねるブン。一方、加代子のほうも死んだ息子・健一と瓜二つのブンを自分の子供のように扱う。そこへ現れたネフェル達。狭いキッチンや部屋の中で激しい戦闘が展開。加代子がネフェルに捕まるが、マグの知らせを受けて、ブンの元に辿り着いた4人が加代子を助け出した。加代子の励ましの言葉を聞いて、ブンの一際力の入ったプリズムフラッシュのポーズがキマル。 ネフェルがいつの間にかネフェルーラになっていたがあまり強そうに見えない。今回は、フラッシュマンをボコボコにしていたキルトやウルク達のほうが強かった…。

第35話「星空のデュエット」…前回とは打って変わって妙なテンションのギャグ回。つかの間の休息で町に買い物に出かけたり、テニスをするフラッシュマン。サラとルーが激しい打ち合いをするうちにエスカレートして、ルーがテニスボールを蹴り始める。蹴る姿のなんとも勇ましい事…。ルーの蹴ったボールがサラの買ったばかりのイヤリングを壊してしまう。喧嘩を始める二人。二人の過激なプレイのせいで、他の三人の目の玉や口にテニスボールが…。そこへワンダーラと獣戦士ザ・ガラバスが現れ、町を破壊し始めた。フラッシュマンは、対戦するが、ワンダーラの6秒間のタイムストップ殺しにかかり、歯が立たない。次に保育所を狙うワンダーラ達。教室のピアノを鳴らした途端、ガラバスが異様な動きをし始め、逃げ去った。どうやら和音の音色にガラバスのビームを弱める働きがあるらしい。サラとルーが基地の中でピアノの練習を始めるが、ルーの音が合わず、またまた喧嘩に。しかし、ジンの「俺達が地球を守る」の一言で仲を取り戻し、また練習を始める二人。そのうち、ルーの指から出血…おいおい血拭いてから鍵盤引けよ…。そして、ジン達は、ワンダーラ達に呼び出され、三人でガラバスと対戦。やはり、タイムストップ攻撃を受けるが、その時、スターコンドル登場。サラとルーが奏でる音がガラバスのビームを利かなくする。地上に降りた二人は、いつも以上に激しい戦いを繰り出す。ルーのパンチ姿が勇ましすぎる。変身後も二人の連携による必殺技が炸裂。圧倒されているレッド達の姿が笑える。ガラバスを打ち破った後、サラとルーがまた演奏会。異色作とでも言うべきか、インパクトのあるエピソードなのは、確かだが…。

第36話「ドッキリ不思議虫」…ワンダが初めて人間の姿で登場。ネフェル、キルト、ウルクとメスの幹部達全員が人間の姿で子供達に何かを配っている。金を生む「黄金虫」らしいが、実は、金を溶かしていまうガス・メタガス虫だった。体育館で鳴り響くバイオリンの音色にそそられるジン。子供たちが持っている虫の正体を知り、ワンダ達と戦うフラッシュマン。そこにカウラーも現れた。キルトとウルクのアクションがまたもど派手だが、戦っている途中にメスの巨大母艦が現れ、ケフレンがカウラー達も含めワンダ達を連れ戻した。どうやら今度の作戦は、カウラーが立てて、ワンダ達にやらしていたようだ。幹部気取りのカウラーに説教をたれるケフレンだが、カウラーは、ケフレンがフラッシュマンを倒せない事を罵り、そして、ケフレンの本当の正体を知っていると、何やら脅迫めいた言葉を吐く…。街は、次々とガス・メタガス虫によって、炎が上がり、水道管が破裂する騒ぎになっている。中々物凄い合成映像。そんな騒ぎをよそに黄金虫に夢中になる子供達。実は、バイオリンを弾くミユキに新しいバイオリンを買うために虫を守ろうとしていたが、やがて、子供たちも虫の正体を知る。ジン達は、フラッシュマンになって、メタガスと対決。久々にタイタンボーイ登場。今回もキルトとウルクのアクションが圧巻。

第37話「幽霊の初恋」…いつぞやの岡野スミレが再び登場。ダイにだけなぜか聞こえるスミレの声。いつしかダイは、スミレが自分の妹だと思うようになる。しかし、獣戦士ザ・デビルブは、どこの前世魔人?夜な夜な人々を襲い、霊魂を操る。変身前に襲い掛かる新手の攻撃を受け、フラッシュマンピンチ。だが、すみれがダイと手を繋いだら、他のフラッシュマンも一緒にどこかへ消え去った。幻想的な空間、急に墓場の前に来たフラッシュマン。サラがスミレの墓を発見。すみれは、なんと幽霊だった。8年前に死んでいた。驚愕の事実に戸惑うダイ。不思議な力の原因は何か…。地球に落下したグリーンスターのプリズムがダイとスミレに不思議な力を与えていた。デビルブに操られている霊魂を助けて欲しいとすみれに頼まれたダイは、デビルブの腹の中にある霊界に迷い込む。いつになく幻想的な世界が続いたお話であった。そう言えば、ネフェルは、この頃ネフェルーラに変身しない。格好悪い事に気づいたのか…。

第38話「ジンが死ぬ日」…ジンの誕生会を開いていたフラッシュマン。しかし、それは、地球上の誕生日であり、本当の誕生日は、わからないらしい。五人の前に突如現れたカウラー。獣戦士ザ・ゼラギルの不気味な仮面を被せられた4人が突然変異し、ジンを襲い始める。ダイとブンは牙を生やし、ドラキュラみたいなことになっている。執拗に追い続けられるジンは、4人にプレゼントしてもらったオルゴールの音色を聞く。正気に戻った4人と再会したと思いきや、またしても4人は、ジンをリンチ。カウラーは、ケフレンの弱みを握っているらしく、どうもこの二人、後に波乱を予感をさせる。カウラーが4人を使ってジンにトドメを刺そうとした時、突然、ケフレンの命を受けて、ワンダが登場。レッドフラッシュとワンダの因縁の対決が展開。しかし、ワンダの持っているキラーセイバーのガンマ光粒子が獣戦士の力を失わせる効果があることに気づいたジンは、ワンダからキラーセイバーを奪い、4人を元に戻した。ワンダに自分の作戦の邪魔をされたカウラーは、ケフレンのところに乗り込んで、抗議するが、ケフレン、カウラーを子供扱いし、相手にしない。二人の動向がきな臭くなってきた。ワンダもパワーアップしたのにちっとも変身しなくなった…。

第39話「燃えろ怒りのサラ」…サラが恋に目覚めていろんな想像していた時、セーラー服姿のネフェル達が現れた。いきなり何この展開…いや結構似合っているが。ネフェルが不思議なメガネでサラの心の中を読んだ。それは、獣戦士メロンガが作り出した人の心を読むメガネだった。ネフェルに弱みを握られて、怒り焦るサラ。他のメンバーも久々にフラッシュホークに乗ってかけつけ、ネフェル達と戦う。ネフェル、サラを小馬鹿にして、立ち去った。怒りが収まらないサラは、ピンクのバイクを奪って、メロンガを追跡し、工事現場でメガネの毒牙にかかった人達を救おうとクレーンに引っかかったロープに捕まるが、勢いがなくて途中で止まりそうになっている。ネフェル達の攻撃に苦戦するサラ。かけつけたジンがサラを助けて腕に傷を追う。ジンに全てを打ち明け、励ましを受けたサラは、再びメロンガを追う。サラvsネフェルーラ、執念の対決…ネフェルーラ、長い白髪になってちょっと怖さが増した。石の山から落ちてきたドラム缶の大爆発に飲み込まれるサラ。激しい戦闘が展開したが今回のサラ、ちょっと怖い…。

第40話「処刑都市XX<ダブルエックス>作戦」…ジンは、ジョギング中に瞬間移動装置に見つけ、別の世界へワープしてしまう。そこは、メスが獣戦士を一気に一万人も作ろうとしている秘密の実験基地だった。不思議な仮面を被った女がジンの前に現れる。そして、カウラーもやってきた。ジンは、変身してカウラーと対決するが、エイリアンハンターに捕まってしまう。基地内に監禁されたジンだが、メスの改造実験責任者シベールに助けられ脱出。シベールは、カウラーが幼いジンを連れ去った時に持っていた絵本「幸福の王子」を読んで育ち、平和を願う気持ちを持ったと言う。そして、そこにネフェルもやってきて、ザ・ゼーグルを使ってスーパーリングでジンとカウラーの手首を繋ぎ、二人をどこかへワープさせた。どこともわからぬ場所で雨の中、激しい格闘をするジンとカウラー。その間にメスは、XX作戦を開始する。他のメンバーも瞬間移動装置で秘密基地に潜入に成功し、シベールの力を借りて、ジンを見つけ出した。シベールは、単身基地に乗り込み、捕まった人々を救出し、自分の身を犠牲にして、実験基地を破壊した。ついにカウラーとメスとフラッシュマンの怒涛の対決が始まった。シベールは、マスクマンのイガムの人。

第41話「子供にされたダイ」…臨海地区をパトロールしていたフラッシュマンの前に現れたワンダ。獣戦士ザ・ブクロスによってダイが子供にされてしまった。グリーンスターにいた頃の子供になってしまい、フラッシュマンや、地球での記憶を失ったダイ。フラッシュマン達に頼まれて時村博士の妻・節子がダイの母親役を演じる。ダイの子役の演技が中々良い。カウラーは、愛の奇跡を恐れている。その奇跡がダイにも起こる。ブクロスの青い袋に閉じ込められたダイと節子。しかし、節子の涙が奇跡を起こした。ダイは元に戻り、ワンダ達と対決。一方、青い袋に閉じ込められた時のショックで記憶を取り戻した節子は、自分の奪われた赤ん坊が女の子だった事を思い出す。サラかルーか?カウラーの不敵な笑みが波乱の予感を感じさせる。

第42話「泣くな!女戦士」…時村節子の赤ん坊が女の子だった事を知り、サラとルーが節子に急接近する。そんな時、獣戦士ザ・デスコンが現れる。デスコンは、テレビやコンピュータなど機械の中に潜り込む事ができる。サラを除いた4人がワンダやネフェル達と対決するが、デスコンの攻撃に歯が立たない。サラが観測所で当時のUFOの記録の入ったフロッピーを発見した時、デスコンが現れ、サラが襲われる。ネフェルーラの妖獣幻覚によって、異次元の世界に送り込まれるフラッシュマン。そこへ現れたカウラーがサラの持っていたフロッピーを破壊してしまう。デスコンと対決する五人。ゲーム画面のような世界に入り込み、ブルーは、煙突、ピンクは、炎、イエローは、水の中、グリーンは、断崖、レッドは、宙に浮かぶ仮面と戦っている。フラッシュキングと巨大化したデスコンが戦う最中、デスコンが落としたものを拾うカウラー。それは、ラボーのメインコンピューターのデータボックスだった。デスコンがフラッシュキングのコンピュータに侵入!フラッシュマンは、フラッシュキングの電源を切り、デスコンを倒す。ケフレンがデウスに罰を受けている…どうやらケフレンは、デウスの正体を知ろうとしていたらしいが…。

第43話「カウラーの反逆!」…エイリアンハンターを食べることで成長しパワーアップする獣戦士ザ・ギータン。ワンダ達と共にエイリアンハンターがこてんぱにやられている。そこへかけつけたフラッシュマンは、エイリアンハンターをギータンに食われては何も聞き出せないと、憎いハンター達を助けようとする。ブンは、子供たちに匿われていたハンターの一人ゲラオを見つけるが、憎しみの感情がたかぶる。しかし、介護する子供達に優しさを見せたゲラオの姿を見て、ブンは、改心。立てなくなったゲラオに水をやり、おんぶして逃げ回るブン。そこへやってきたワンダ達がギータンを使ってゲラオを痛めつける。そこへ、カウラーも加わり、いよいよ本格的な三つ巴戦に突入。カウラーの右腕、ボー・ガルダンがあらわれ、ワンダ達が派手にやられてしまう。ボー・ガルダンかなり強い。カウラーは、ついにメスに反逆宣言。痛めつけられていたエイリアンハンターを救うフラッシュマンだが、フラッシュマンもかなり苦戦している。ブンもギータンに捕まるが、ゲラオが渾身の力を振り絞って攻撃、ゲラオは、ギータンに食われてしまった。ブンの怒りが爆発。変身時、いつにも増して声に力が入っています。自力で巨大化したギータンとタイタンボーイの戦い。今回、ブンの生身のアクションが炸裂していた。

第44話「デウス獣戦士出現」…冒頭からメスの巨大母船に襲われるカウラー達とエイリアンハンター。エイリアンハンターは、メスに捕らわれてしまった。ケフレンは、エイリアンハンターを素材にラー・デウスの遺伝子を使った最強の獣戦士タフモスを作る。メスの異変を知り、調査に向かったフラッシュマン。そこへタフモスを連れたネフェル達が現れる。タフモスの攻撃でことごとく武器を使った攻撃が破られ、ピンチを迎えるフラッシュマン。エイリアンハンターの生首に襲われた際に、変身が解け、土の中に埋もれてしまったダイとブンが雑魚兵に手や頭を踏みつけられている場面が笑える。そして、時村博士家族がネフェル達にさらわれる。カウラー達がネフェル達を攻撃しているすきに、フラッシュマンは、時村博士家族を救出するが、その時、フラッシュマン達の体に異変が起きる。地球人に触れると拒否反応を示す「反フラッシュ現象」が起こり始めた…。

第45話「戦士よ地球を守れ」…デウス遺伝子の正体がわかりかけてきたケフレンは、遺伝子シンセサイザーを使ってデウスさえも改造しようと企てる。キルトは、ケフレンによって、デウス獣戦士ザ・キルトスに改造され、人間達を襲う。フラッシュマンは、カウラーにさらわれた時村博士を救い出すが、キルトスに襲われ、大苦戦。時村博士は、カウラー達に再び連れ去られてしまう。激しい戦いでスーツが破壊され、こげている…。レッドがプリズム聖剣でキルトスの爪を切り落とすが、キルトスは、人間の命を吸収してパワーアップし、また爪を生やす。命を吸われた人間は、老人化する。フラッシュマンは、キルトスに襲われる人間達を救うが、そんな時、またもや反フラッシュ現象が発生し、ついに草花にも触れられなくなってしまった。ワンダ達、キルトスと再び対決するフラッシュマン。タイムストップ3秒殺しで再びキルトスの爪でスーツを破壊される。ブルーは、プリズムボールでキルトスにダメージを与えようとするが、その時、ウルクがキルトスを庇い前に立った。瀕死のウルクは、自分を犠牲にしてパワーを与え、キルトスと一体化する。キルトスは、再び、フラッシュマン達を襲うが、フラッシュマンは、 キルトスを倒した。時村博士は、カウラー達の指示で、遺伝子シンセサイザーの開発に着手した。地球を救いに来たのに、その地球の人間達や植物達に嫌われてしまうことを悲しむサラが印象的。

第46話「たった20日の命!!」…ラー・デウスにビームを撃たれたケフレンをかばったネフェル。いきなりケフレンを父と呼んだ…。ネフェルの遺伝子を持つデウス獣戦士ザ・ネフルスが誕生する。その頃、時村博士は、強力な遺伝子シンセサイザーを完成させた。必死に時村博士を探すフラッシュマンに不死身の獣戦士ザ・ネフルスが立ちふさがる。自爆攻撃を受け、吹き飛ばされるレッド。粉々になったネフルスの体は、ネフェルの目から出る光線で再生され、再びフラッシュマンを襲う。傷ついたフラッシュマンは、川の水を飲もうとするが、半フラッシュ現象の影響で水さえも飲めない体になってしまった。そして、マグから聞かされた衝撃的事実。それは、彼らがあと20日しか地球にいられないという悲劇的な知らせ。地球を守るために必死に戦ってきた彼らが地球に拒絶されてしまう悲しさは、計り知れない。自分達の親もまだ見つからないまま…。完成した遺伝子シンセサイザーの電波で苦しみ始めるデウス。ケフレンは、デウスの正体を知るため何やら画策している様子。その電波によって、時村博士の居場所を突き止めたフラッシュマン。しかし、カウラー達は、時村を連れ、宇宙船に乗り、どこかへ消えてしまった。時村は、その時、5人の中に自分の子供が1人いることを告げた。ネフルスと再び対決するフラッシュマン。ついにレッドとネフェルの一騎打ち。ネフェルは、レッドのプリズム聖剣に破れた。巨大化したネフルスとフラッシュキングの対決。幻覚に包まれながらのロボ戦も珍しい。

第47話「ワンダ!死の絶叫」…ラー・デウスは、自分を宇宙最強にするためにケフレンを大博士にしようとしていた。フラッシュマンは、スターコンドルでカウラーの宇宙船を見つけるが、宇宙船は姿を消し、メスの戦闘機に攻撃を受ける。そして、デウス獣戦士ザ・ワンダルと共に現れたワンダがフラッシュマンの前に立ち塞がる。タイムストップで動きが止められ、バルカン砲も通じないバリアの中でレッドがとどめを刺されそうになった時、突然、タイムストップが破られた。時村の子供がタイムマシーンを使って時空を突き抜けたのが原因。五人は、逃げるが、その途中、反フラッシュ現象により、ついに太陽の光さえもフラッシュマンの敵となってしまう。そこへ再びワンダ達が現れ、ジン達の動きを止めた。宇宙船の中で五人の様子を見ていた時村博士は、決死の覚悟で宇宙船から脱出し、自宅のタイムマシーンに乗って、フラッシュマンを救う。タイムマシーンと共に過去へタイムスリップするジン達。時村博士の住む家がはっきりと映し出される。現在に戻ったフラッシュマンだが、あれ…時村博士を普通に助けている。反フラッシュ現象は、収まっていたのだろうか…。ワンダ達は、なぜかタイムスリップの力を失っている。ワンダとレッドの一騎打ち。ワンダは、とどめの一撃を食らい、キラーセイバーを突きたてながらレッドに迫るが、刃先をレッドに近づけた瞬間、力尽き壮絶に爆破した。予告編の時と倒れ方が違う…予告編のカットも良かったが。時村博士を再び捕まえようとするガルダンだが、そこへ現れたのは、なんとネフェル。まだ生きていた。そう言えば、ワンダみたいに爆破していなかった。この怒涛の展開は、凄い。

第48話「カウラーの最後!!」…フラッシュマンに挑戦状をたたきつけたメス。ネフェルに捕まえられたガルダンは、ケフレンによって獣戦士ガルデスにされ、フラッシュマンに襲い掛かる。ガルデス…ガルスが復活したのかと思ったぞ。カウラーは、サラを拉致して、姿を消した。カウラーは、時村博士の子供の事を教えると言う条件でサラにシンセサイザーを弾かせる。その音色を聞いたガルダンは、元の姿に戻る。カウラーとガルダンは、メスの基地に乗り込み、デウスを倒す。デウスの正体は…ほーっそんなものだったとは…スピルバンのボスと若干かぶってるんでは。カウラー達は、基地から放り出され、サラが乗るカウラーの宇宙船も地上に墜落する。カウラーとレッドフラッシュの壮絶な戦いが始まる。激しいスーツ爆破。イエローのスーツも穴だらけ。レッドとカウラーの一騎打ち。夕陽をバックに激しい剣の打ち合いをするレッドとカウラー。チェンジドラゴンとブーバの対決と匹敵するくらいの熱い戦い。そして、ついにレッドがカウラーを…。ガルダンは、再び、獣戦士になり、フラッシュマンに襲い掛かる。しかし、レッドがプリズム聖剣で切り倒した。ローリングバルカンの場面で傷だらけのスーツが元に戻っていたのが少し残念。フラッシュマンに残された時間はあと6日。そして、カウラーは、またもやサラは連れ去り、どこかへ消えてしまう。

第49話「逆襲ラー・デウス」…カウラーにさらわれたサラは、20年前の我が家で父と母の写真をみた。サラが時村博士の子どもである事がついに判明する。カウラーは、ラボーに自爆攻撃をしかけるが、ケフレンは、それをかわし、カウラーは、息絶える。ケフレンがついにメスの頂点に立った。しかし、突如ラー・デウスが復活し、ケフレンの秘密を話し始める…。ケフレンは、遺伝子シンセサイザーを使ってデウスをデウスーラーにし、フラッシュマンと戦わせる。フラッシュマンの体の異常は、ピークに達し、限界に近づいていたが、デウスーラーと決死の戦いを始める。デウスーラーは、戦いの途中で、再びデウスに戻り、絨毯爆撃。物凄い炎の連続。フラッシュマンは、別空間に送り込まれ、デウスに痛めつけられるが、そこへ駆けつけたイエロー。五人揃ってローリングバルカンを撃ちデウスを倒した。デウスは、巨大化するが、フラッシュキングにも敗れる。何かあっけない最後…と思っていたら、割れたデウスの仮面の目がまたもや不気味に光を放ち始めた…。

最終話「さらば!故郷の星」…ラーデウスは倒されたが、ケフレンが再びザ・デーモスとしてデウスを蘇えらせた。フラッシュマンの体は、いよいよ限界。残された時間は、わずか8時間。最後の力を振り絞って、デーモスと対戦。あらゆるエネルギーを吸いつくすデーモスにフラッシュキングのパワーも吸い取られる。キングは、コズモソードで、デーモスを切りつけるが、ソードは、折れ、ついには、フラッシュキングも倒されてしまう。フラッシュマンは、サラが時村博士の本当の子供だと知り、残された時間にサラと時村博士を合わせようと、最後の力を結集して、再び変身。タイタンボーイに乗り込み、デーモスと対戦する。タイタンノバのエネルギーでデーモスを粉砕した。地上に墜落したラボーに乗り込み、最後の戦いを繰り広げるフラッシュマン。レッドがネフェルをプリズム聖剣で破り、そしてケフレンにも一撃を加えた。ケフレンは、遺伝子シンセサイザーで、一生地球にいられる体にしてやろうとフラッシュマン達をそそのかす。しかし、イエローは、たくさんの人を傷つけた遺伝子シンセサイザーの力は借りないといい、プリズムシューターでシンセサイザーを撃破する。高笑いを上げながら、崩壊するラボーの中で朽ち果てるケフレン。ラボーから脱出したフラッシュマンに残された時間は、5分しかなかった。迎いに来たスターコンドルに乗せられ、地球を離れるフラッシュマン。結局サラは、時村博士たちに会えず、またジン達は、両親を見つけ出すことができなかった。いつしかまたフラッシュ星の科学の発達で地球に戻れることを信じて、フラッシュマン達は、地球を後にした。目まぐるしい激動の展開。戦隊史上もっとも悲しく壮大なラストだった。

 


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