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■戦隊シリーズ■
第3話「5フラッシュ!!ほえろパンサー」…クライムの洗脳によって強盗団「コマンド」の一員となり、殺されてしまった弟の復讐をするため、空手家のミツコがクライムの要塞に1人乗り込む。ミツコを演じているのは、当時アクション女優として活躍していた志穂美悦子氏。冒頭のカレンとミツコのバトルや後半兎島でカレンがヌンチャクで片っ端からクライムの兵士を倒して行く姿が印象に残る。ジャッカーよりもミツコのほうが存在感絶大なエピソード。 第9話「7ストレート!地獄の必殺拳」…ドリームフラワーと呼ばれる麻薬の密売ルートを追って、ジャッカーが捜査を開始。麻薬事件を扱っていたり、捜査のためカレンが派手な化粧して、夜の街へ繰り出したりと、とてつもなくハードな内容。ジャッカーは、クライムからドリームフラワーの密売ルートを聞き出すため、麻薬Gメンの兄をクライムに殺された少年カツヤをクライムカンフーに出場させるが、無茶な…(笑)。カレンは、特訓のため、カツヤの拳を石で殴ったりするがあまり効果があるとは思えない(笑)。カツヤ役は、真田広之氏。まだ声変わり前の初々しい姿と演技が見られる。 第14話「オールスーパーカー!! 猛烈!! 大激走!!」…ジャッカー達の乗るスーパーマシーン(イタリア車のフィアットやF2マシーンなど)は、歴代戦隊シリーズの中では抜きん出て、豪華過ぎる。ジャッカータンクも実車だったが、それだけでなく、7話と14話の2回に渡って当時人気だったポルシェやフェラーリなどのスポーツカーを数多く登場させて、公道でのレースシーンを撮影しているところが何気に凄い。 第23話「白い鳥人! ビッグワン」…宮内氏演じるビックワンの登場で、ジャッカーの存在に危機が…じゃなかった、より強力なメンバーを迎えて、さらに面白さが加速した。ただ、初期のハードでシリアスな作風も好きだったので、この後、コミカルになってしまったのは、残念。新必殺技「ビックボンバー」も飛び出し、スピード感漲るアクションも健在。アトミック魔女は、顔も声も不気味で、とても印象に残る侵略ロボットでございました。 |
第1話「暗黒科学の来襲」…コンピューターボーイズ&ガールズに選び出された5人の若者がいきなり遊園地の地下にある秘密基地に連れてこられて、黒田の「やってやろうじゃないか!」の一声で皆ゴーグルファイブになってしまうと言う唐突な展開に唖然…しかし、「デンジマン」と同じく戦隊の王道を貫くエピソードで、ゴールファイブ誕生とアクション、ロボット戦までテンポ良く描かれ、主題歌とエンディングのさわやかさと共に実に爽快。 第2話「起て!未来の戦士」…ザゾリヤ博士とイガアナ博士が互いに作ったロボを見せ合って、どちらかをゴーグルロボと戦わせると言うのが初期の定番でしたね。ゴーグルファイブの面々は、普段は、遊園地で働いていると言う設定。東京でスパイ活動中のマズルカが合成怪獣トリモズーを引き連れ、遊園地でゴーグルファイブと戦う。互いに名乗り合いをした後、戦闘を始めるところが、どちらも紳士的でよろしいです。トリモズーの反重力攻撃によって、高層ビルが半分に割れて、ミサイルのように空中に飛び上がって行く特撮シーンや、ビルの中の人々が宙に浮き上がる映像は、中々迫力ある。ブルーのブルーリングを使った攻撃は、ユニークだが、攻撃シーンよりも、リングを潜りながらジャンプしているシーンのほうが何気に凄い。それにしてもヒカリコングは、ロボットアニメに出てきそうなデザインですね…。 第4話「ムクムク暗黒地雷」…クモモズーが作り出した植物地雷・メロンボンバーの蔓によって、ゴーグルピンクが大ピンチに。ピンク、蔓で首を絞められた後、さらに雑魚兵の仕掛けたロープで首を絞められ、かなりの大ダメージを負った模様。それがきっかけで、ゴーグルファイブとコンピューターボーイズ&ガールズのチームワークに亀裂が生じる。「あまりに進みすぎた科学力により、世界が滅ぶかもしれない」「大人達が国や人種、思想の違いから心を許しあえない」…本郷博士の女助手の言葉は、現代にも通じるメッセージなのでは。未来の子供達…つまり今の大人達が正しい科学の在り方を考え続けているからこそ平和が保たれている。中々良い事言ってます…。助手の言葉で絆を取り戻したゴーグルファイブと子供達。ピンクも復活するが、それもつかの間、またクモモズーに首を掴まれ吊るされて大ピンチ!これは、間違いなくピンク連続ピンチ回の名作。 第7話「幽霊になったパパ」…デスダークは、成田博士が開発した「感じるコンピュータ」を利用して、ネコモズーを幽霊猫にして発電所を襲う。7話にしていつもの必殺技「ビクトリーフラッシュ」を跳ね返されてしまった哀れゴーグルファイブ。自分が現れた場所に先回りして来ていたゴーグルファイブに驚き、すぐさまアジトに戻ってしまったネコモズーがマズルカに「化け猫の方が驚く奴があるか」と突っ込まれている様が笑える。ネコモズーは、デザインから動きやらキャラまで何もかも面白い。途中で声変わりもしていますが…意外な場面に意外なあの俳優さんが出ているのも見逃せない。 第13話「大暴れ地底ナマズ」…ナマズモズーを使いる巨大地震を起こす計画を進めるデスダーク。都内の活断層がナマズモズーの力によって活動を起こし、各地で巨大地震が発生する。人々が次々と大きな地割れの中に飲み込まれて行く特撮シーンが圧巻。地震の調査を開始したゴーグルファイブだが、黄島だけなぜか冒険家スタイル…。すると、黄島は、調査をしていた洞窟の中で父親と涙の再会を果たす…なんとも唐突な展開にビックリ仰天だが、父は、なぜか黄島をつけ離す。黄島は、父親の前で華麗にゴーグルイエローに変身し、現れたナマズモズーと雑魚兵たちと戦う。それを見た父、「あの子がゴーグルイエローとは…」とか言っているが、ゴーグルファイブの事はよく知っているようだ。黄島の父も、20年前に本郷博士の片腕となり、密かにデスダークの野望と戦っていたそうな。デスダークに捕まった父を救うため、1人アジトに乗り込むイエロー。強い強い、ナマズモズーに怒りのイエロボールを炸裂!ビクトリーフラッシュがなくても、イエロー一人で倒せそうな勢いだった…。 第23話「シャボン玉大作戦」…カニモズーを使って浄水場を汚染し、市民を水不足に落とし入れようとするデスダーク。汚染区域を拡大させるため、あちこちの浄水場を駆け回るカニモズーの前に現れたゴーグルファイブ…高い建物の最上階の柵に捕まっての登場。ゴーグルファイブは、高いところが好きですね…。戦隊と言えばカニの怪獣が定番。カニモズーは、ブクブクシャボンを吐いて、水を汚染する技を持っています。一瞬シャボンラーを思い出しました。パワーアップ時に目の玉が飛び出したり、表情もユニークです。親子の絆を切り裂くカニモズーに怒りのブルーリングを食らわすゴーグルブルー。ブルーも今回個人で2度ほど高い場所から大ジャンプしています。高いところが本当に好きだな、ゴーグルファイブ…。浄水場での戦闘シーンは、カメラの長回しによる5人の華麗なアクションシーンが見られ、その一体感がなんとも美しい。 第32話「ドキッ骨ぬき人間」…人間を骨抜きにしてぐにゃぐにゃにしてしまうヤドカリモズー。魚屋さんや子供たちまでヤドカリモズーのガスを浴びて骨を抜かれてしまいます。抜かれた骨は、ヤドカリモズーの殻に吸収されているようです。ヤドカリが骨を抜くという、ずば抜けたこの独特の発想力が良いですね(笑)。さっそくゴーグルファイブがヤドカリモズーと対決。水族館に逃げ込んだヤドカリモズーを探していた赤間は、先輩の元刑事・大川と出会う。大川は、刑事を辞めて、水族館の警備員をしていた。久方の再会もつかの間、二人の前にヤドカリモズーがあらわれ、赤間が変身し、対抗する。大川も助太刀しようとヤドカリモズーに立ち向かうが、下手に手出しをしてしまったせいで、ヤドカリモズーを逃がしてしまう。その失態は、テレビのニュースでも伝えられ、水族館の館長にも怒られてしまう大川。息子さんもショックを受けています。ゴーグルファイブとヤドカリモズーの第2バトル。ヤドカリモズーにやられて歩道橋の上から勢い良く転がり落ちるゴーグルファイブ。落ち方が綺麗です。戦いの最中に頭につけていた殻を見失ったヤドカリモズーは、新しい殻を手に入れようとまた水族館に行き、水槽の中に入るヤドカリたちに狙いをつける。その時、突然、ヤドカリモズーの殻を投げ捨てる大川が…。汚名返上のためなのか、大川がヤドカリモズーを捕まえようとするが、やはり、モズーの圧倒的な力には、かないません。そこでやはり、助けてくれたのは、ゴーグルファイブ。名乗りの時の色つき爆破は、ダイナマンからだと思っていたが、ゴーグルファイブの後半からやり始めていたんですね。今回は、ピンクのアクションが印象に残りました。ピンクが空中で回転して、風を起こす「ピンク旋風ガス返し」と言う技を使い、ヤドカリモズーのガスを跳ね返しました。ビクトリーフラッシュでやられたヤドカリモズー。殻は、分析するためブラックたちが運んで行きました。おや、その後、登場したヤドカリコングの頭の殻がありません。つけ忘れたのでしょうか。ヤドカリコングが地面に電撃スパークした場面で、ゴーグルロボの右足がかなり燃えています(苦笑)。昔は、結構派手に燃やしているな…。 第35話「鉄喰い人間の襲撃」…飢餓に苦しむアフリカの怨念によって作り出されたハイエナモズー。餓死したハイエナの遺伝子で作られたのでかなり臭いらしい。どんな臭いなんでしょう。ハイエナモズーは、ハイエナキッスを使って人間を鉄食い人種にし、街を破壊し尽くす。鉄食い人間の描写が中々凄まじい。車、ガードレール、電話ボックス、しまいには、作業員がタンクを食ったり、街のあらゆる鉄を食う人間が恐ろしい。「ゾンビvs鉄食い人間」。こんな映画が実現したら面白そう(笑)。車に噛り付く金持ち夫婦の場面がまた凄いです。食っている場面は、合成だが、食べつくされた車の残骸は、実車を見事にエンジン部をむき出しにし、骨組み状態にしています。ゴーグルクーガーまで食われそうになる始末。アフリカの飢餓を伝える展示会に参加する姉弟がハイエナモズーに協力していると疑う春男くん。テーマは、ちょっと重い感じですが、メッセージ性は強い。デンジマンでもアフリカの飢餓をテーマにした話があったような…。毎度の事、高い所から華麗にダイブするゴーグルファイブの皆さん。アクションも息が合っていて、特にブラックやブルーの動きがかっこ良い。ハイエナモズーは、ハイエナ軍団を引き連れて、ゴーグルファイブをかなり追いつめるが、ゴーグルファイブは、前回から使い始めた新必殺技で見事ハイエナモズーを倒します。そう言えば、メインバトルでデンジマンのBGMが使用されていたのが印象に残った。 第40話「秘密基地が危ない」…バトルフィーバーJやデンジマンなど初期戦隊で恒例の秘密基地が敵に発見されそうになるエピソード。達也くんからのSOSを受けて現場へ急行するゴーグルファイブ。デスギラーも登場しての激しい戦い。ブラックとブルーの動きがスピーディでカッコ良いです。セイウチモズーは、冷凍ガスで小泉博士と達也を氷付けにしてしまった。さらに、ブルーとイエローも冷凍ガスで凍ってしまう。小泉博士と達也は、秘密の場所に連れて行かれ、凍ったまま記憶抽出装置にかけられる。デスダークは、博士の科学知識を奪って、科学力をアップしようと目論む。それと同時に達也の記憶を読み取って、ゴーグルファイブの秘密基地の在り処を聞き出した。どうやらマズルカは、この時初めて、コンボイの存在に気づいたようです。尼さんに変装したマズルカが達也の言葉をヒントに基地探しを始める。凍ってしまったブルーとイエローは、基地内の部屋に閉じ込められて、絶対零度(-270℃)の状態から少しずつ温度を下げる治療を受ける。赤木達は、ゴーグルシーザーの温度センサーを使って、地上の熱を感知し、達也たちが監禁されている絶対零度の場所を探し始める。マズルカは、遊園地にやってきて、ついに秘密基地に通じる電話ボックスを見つけ出した。マズルカを尾行していたミキが思わず息を飲む表情が印象的。しかし、まだ電話ボックスが秘密基地への入口だとは気づいていない様子。ブラックの指示を受けて、レッドが達也のいる場所を発見し、二人を救い出した。しかし、レッドもセイウチモズーの冷凍ガスで一部が固まり、身動きが取れなくなってしまった。丁度良いタイミングでやってきたゴーグルシーザーの熱光線がレッドの氷を溶かした…あれ?ならばブルーやイエローもそれで溶かせば良かったんじゃ…。メインバトル開始。マダラマンと一緒に何度も海に落ちるイエロー(笑)。ゴーグルファイブは、セイウチモズーを倒し、マズルカも後もう一歩のところで基地探しを諦めて立ち去った。中々スリリングなエピソードだった。 |
第1話「有尾人一族の挑戦」…相次ぐ地震と休火山の突然の爆破。吹き出るマグマの合成画面が生々しいです。謎の集団に捕らわれ、奇怪な卵の中に隔離される人間達。バイクに乗ってあらわれた弾北斗。そして、突然弾のバイクの後ろに飛び乗ってきた立花レイ。捕らわれた人達が乗る幌つきのトラックを追う弾のバイク。弾が追跡中にすれ違う男達も自ら謎の集団に立ち向かう。採石場には、星川竜率いる忍者軍団も登場して、ものすごくカオスな展開に。謎の集団は、しっぽを生やして不気味な戦闘員に早代わり。弾は、剣の達人。レイはサーベルの使い手。星川は、忍者らしく木の葉隠れを使ったり、一直線に空高く舞い上がったり、蜘蛛のように舞い降りたり…それぞれの力でしっぽ兵をやっつけています。偶然に集まった5人は、夢野発明センターに集結。そこには、汽車の玩具に乗ったへんてこりんなおっさんがいた。5人は、突然どでかい古時計の振り子に押されて、地下へワープ。辿りついたのは、ダイナステーションと呼ばれるダイナマンの秘密基地。先ほどの気の弱そうなおっさんがキリッとした勇ましい姿で5人の前にあらわれる。彼の名は夢野博士。地底奥深く眠っていた有尾人一族により形成されたジャシンカ帝国が地上に総攻撃をかけてきた事を知り、それに備えて、夢の博士が5人を寄せ集めたそうです。偶然ではなかったのか。選出方法がいまいち説明不足だが、夢野博士に選ばれた5人は、ダイナマンになることをすんなりと引き受けて変身する。バトルフィーバーJから恒例だった基地内での変身シーンは、このダイナマンが最後でした。ダムの中に作られた秘密基地から発進するダイジュピター。発進シーンが圧巻です。地上を襲うメキド王子たちの前にあらわれ、富士山をバックに名乗りを上げるダイナマン。いかにも日本のヒーローと言う感じで良いです。それぞれの必殺技を繰り出すダイナマン。漫画みたいに力こぶ作って、強力なパンチをぶつけるダイナパンチのインパクトが凄い。ストロングシャワーを決めて、黒い爆発をバックに空中浮遊してポーズを決めるダイナブラックがカッコ良い。ブルー以降も技を決めた後にそれぞれの色つきの爆破があり、主題歌の通り、スタートからクライマックスまで爆発し通し。もう様式美です。カニシンカの攻撃に巻き込まれるメキド王子。ダイナレッドと一騎打ちして、いきなり、しっぽを一本切られてしまいました。ビッグバン・プログレスとよばれる細胞増殖現象によって巨大化したカニシンカとダイナロボの対決。見事カニシンカを倒したダイナマン。あっと言う間の24分。とにかく凄まじいアクションの連続であった…。 第2話「夢を追う戦士たち」…ダイナレッドに尻尾を切れたメキド王子、相当お怒りの様子。ジャシンカ帝国のボス帝王アトンや七本尻尾のカー将軍もダイナマンの出現に相当ご立腹です。今回は、進化獣誕生までのプロセスが細かく説明されています。生命のスープって言葉、凄く生々しいが中々面白い表現です。同時に有尾人一族の深い歴史も読み取れます。有尾人は、尻尾の数が多いほど偉くなるようです。カー将軍によって生み出された新たな進化獣サイシンカ。そして、ジャシンカは、また地上を襲う。突然、都心で巨大な爆破。そこから戦闘機があらわれ、ダイナジュピターと空中戦を展開。もくもくと煙を上げている噴火山に降り立ち、メキド王子やサイシンカと対決するダイナマン。メキドの親衛隊のキールとギーラも中々手強そうです。レッドとメキドが再び対決しますが、しかし、レッドは、メキドの邪心剣に打ち勝てなかったようです。どこかの体育館で猛特訓するダイナマンのメンバー。全員ジャージ姿です。星川と島のズバ抜けた身体能力に圧倒されます。他のメンバーも負けていません。邪心剣に勝つ方法が生み出せず苦悩する弾。星川に練習相手になってもらい、どうやらヒントを得たようです。そして、三度メキド達と対決するダイナマン。「待て!4本尻尾!」と、メキドにとっては痛烈に響く言葉を吐き捨てるダイナレッド(笑)。個々の必殺技、五人の合体技を余すことなく披露します。ブーツの噴射で空を飛び、空間移動しながら戦うダイナマン。画的にもカッコ良いです。ブラックの分身術、いかにも忍者の技と言う感じです。しっぽ兵をおちょくりながら倒すところが良いですね。ピンクのショッキングメロディー、しっぽ兵の鼓膜を破っていましたが、有尾人だけにダメージを与えるメロディなんでしょうか。そして、レッドとメキドの対決。レッド、邪心剣に一瞬たじろくがダイナ剣の夢の翼やドリームギャラクシーで邪心剣を打ち破った。巨大化サイシンカにダイナマッハやダイナモービルが突撃。ダイナマッハはサイシンカのまたぐらを潜ったり、奇妙な動きをしていた。ダイナロボによりサイシンカは、倒された。ダイナマンは、子供達と共に大きな夢を追い、戦い続ける。 第3話コウモリ地獄飛行」…無公害エンジンを取り付けたバイクを開発した弾は、バイクに乗り、テスト走行を開始。しかし、バイクは、真っ黒い煙を上げ、町の中を駆け巡る。本物の煙撒き散らしてますね(笑)。その煙を浴びた住民達に異変が発生。皆尻尾兵のような顔になり、太陽を恐れて地下へこもるようになってしまった。住民達は、バイクの煙が原因だと弾を責めるが、実は、コウモリシンカのコウモリガスによるもので、人間を地下に潜らせた後、地上を侵攻しようとするジャシンカの作戦だった。弾は、コウモリガスを分析し、火山ガスの成分が含まれている事を知り、そのガスの発生源である鬼火山へ向かう。そこでジャシンカのアジトを発見。そこへ乗り込もうとしたダイナマンの前にあらわれたメキド。冒頭でアトンに怒られていたので、かなり気合が入っている様子。いつもの名乗りの後、メキドたちと対決するダイナマン。今回は、ダイナファルコンやダイナマシンを使ったアクションが展開します。ダイナファルコンの華麗なジャンピングによって、見事に蹴散らされる尻尾兵の画が痛快です。ミサイルの発射シーンも中々カッコいい感じです。ダイナファルコンの活躍でコウモリシンカは、追い込まれ、ダイナロボに止めを刺された。5人はコウモリガスを溶かす薬を開発し、無事、住民を元の姿に戻した。5人全員が科学的な知識をもっているとは凄いですね。星川は、忍者兼科学者ってな肩書きなんだろうか…(笑)。 第9話「決死の爆弾レース」…OPから爆破だらけのダイナマン。ストーリーにもやはり爆弾にまつわる話が。弾がオートレースに出場。2位以下を一周以上も引き離す豪快な走りっぷリだが、走っているうちに別の場所に誘い込まれ、両手をハンドルに縛られ、時速20キロを下回ると取り付けられた感知爆弾が爆発してしまうと言う、まさにバイク版『スピード』いや、『新幹線大爆破』。メキド王子颯爽と登場、弾の命と引き替えにダイジュピターの引き渡しを要求。しかし、星川がかなり無茶をしながら走り回るバイクにしがみつき、爆弾処理をし、難を逃れた。今回は、戦闘より何より、星川の活躍ぶりが印象に残る。 第10話「宇宙からの侵入者」…進化獣タコシンカが人間達を襲い、エネルギーを吸い取る。墨を吐いて、人間達の顔を黒く染めるその名の通りのタコ怪物。空を飛んでるときは、人形のように見えるが(笑)、それは、さておき、星川がなんと宇宙人との交信に成功。宇宙からの電波を追って、外に飛び出すダイナマン。確かにUFOがやってきたが、宇宙人は姿をあらわさない。UFOに夢中になるダイナマンの前にやってきたタコシンカ。どさくさにまぎれて宇宙人のフリをしてダイナマンを欺く作戦に出るが、すぐに正体がばれてしまいます。タコシンカの墨で顔面真っ黒にされる星川。ブラックだけにお顔もブラック…って、下手なしゃれではないでしょうが、それにしても宇宙人と交信する星川のあの全身銀タイツみたいな衣装は、やはりいけてない(笑)。そう言えば前作であんな恰好した変身パパが出ていたな…。宇宙人との交信を邪魔されて怒り心頭のブラック。卓越したアクロバティックな動きでタコシンカと戦ってくれます。そして、今回の見所、「全身脱力」。全身の力を抜いて、エネルギーを吸い取らせないようにするブラックの捨て身の忍術だそうです。そこになぜかまたUFOがやってきて、ダイナマンの助太刀をしました。結局、あのUFOは、なんだったのでしょう…。このエピソードから以後十数年間20分戦隊が続きます。 第15話「忍術対キメラ妖術」…風魔流忍者の子孫わたるが持つ地図を狙うキメラ。キメラ達に狙われるわたるを偶然見つけた星川は、わたるを助け、彼の家来になることに。変装キメラといつにも増して忍者としての存在感が強い星川の忍術バトル。滝壺へ勢い良く落下する星川のアクションシーンが凄いです。 第16話「阿蘇山大爆発作戦」…九州ロケ。昔の戦隊は、結構地方ロケシリーズもありましたね。ダイナイエロー=南郷の故郷らしいです。なぜかジャシンカは、阿蘇山を噴火させて、九州を征服したいらしい。メキド王子も九州にいざ出陣。馬に乗って旅行気分も味わいつつ、阿蘇山の麓の草原での豪快なアクションシーンがカッコ良い。 第23話「人間ナメクジ作戦」…人間をなめくじにあらゆる物を溶かし、街をパニックに陥れようとするタイトル通りナメクジシンカの人間ナメクジ作戦。ナメクジシンカが吐き出すナメクジガスが人間達を醜いナメクジに変化させる。ナメクジは、ガスタンクやら金庫やら溶かして、都市を破壊しまくる。ダイナマンが事態の収拾に乗り出すが、ナメクジは、人間なので攻撃する事ができない。なんとかしてナメクジシンカの弱点を見つけ出そうとするレイ。母親をナメクジにされてしまった少年サトシの話からヒントを得て、ある作戦を実行。出ました。戦隊では御馴染みの採石場。レイは、ナメクジシンカを誘き出し、奴らを誘導し始めます。巨大なベルトコンベアの上から勇ましく飛び降りたり、砂の山の周りを駆け回って、ナメクジシンカ達を混乱させ、隙を見つけて、ぶら下げていたクス玉を割るレイ。クス玉の中には、たくさんの塩が入っていて、その下にいたナメクジシンカに降り注いだ。ナメクジシンカの体は、強化されていたが、目だけは、塩に触れると駄目になってしまうらしい。レイの作戦により、ナメクジシンカは、倒され、ナメクジにされた人達は、元に戻った。瞬時にナメクジを人に戻す液体を作り出した夢野博士は、やはり天才科学者。ノーベル平和賞をもらえまよ(笑)。それにしても「ピンクフラワーカーニバル」って…凄い名前の必殺技…。 第26話「激闘! 太陽の灯台」…灯台を乗っ取り、太陽エネルギーをエネルギー源としたソーラービームを使って大型タンカーの船団を攻撃しようと企むヒトデシンカ。熱海後楽園ホテルの遊園地で子供たちと遊ぶダイナマンのメンバー。ロボコンがいるな。デンジマンでもあった熱海ロケですか。夏休みと言う事で色々とサービス満点な回です。ヒトデシンカに父親を拉致されたまもるくんと出会った島とレイは、さっそく灯台へ急行。灯台の真上から豪快にジャンピングするヒトデシンカ。やるね。島とレイも負けじと灯台の低い場所からジャンプした。海辺の高い場所にかけられたつり橋の上で戦いを始める島達とヒトデシンカ。幅の狭いつり橋の上で豪快に連続バク転を決める島。凄いです。二人変身して、ダイナマン全員がそろい、ヒトデシンカに挑むがソーラービームによって五人の武器が次々と溶かされてしまいます。ヒトデシンカを追うブルー。豪快に海へダイビング。サーフボートを使ってグイグイ海の上を進みます。ヒトデシンカのアジトに辿りついた島。ヒトデ地雷を踏んづけて爆死したかと思いきや、しっぽ兵が着ている潜水服を剥ぎ取って、中に潜り込み、無事にまもる君のお父さんを救い出した。ヒトデシンカの計画を阻止するため、海辺を警戒するダイナマン。ヒトデシンカを見つけた島。またつり橋の上で戦っています。島、今度は、橋から落ちそうになります。毎度毎度危険な戦いだ。橋から落ちた島。しかし、びくともせず、海上で変身。モータボートに乗っていた他のメンバーもそろい、ヒトデシンカとの第2ラウンド。ブラックもつり橋で戦うのか。皆つり橋好きだな(笑)。しかし、ヒトデシンカにクロスカッターを溶かされた。この前も別の進化獣に溶かされてたんじゃ?ブルーの水竜巻とスーパーダイナマイトによって、ヒトデシンカは倒された。ブルーのパワフルで爽快なアクションが印象的な一編でした。 第33話「レッドになれない」…カー将軍が作ってきた進化獣もいよいよネタ切れか。最後の進化獣マンモンシンカの登場。とっておきの進化獣らしく、出し惜しみしていたのか檻の中で長い間幽閉されていたようだ。圧倒的なパワーを持つため鎖でつながれているが、メキドがそのマンモスシンカを解き放った。さっそく街を暴れ回り、コンビナートを破壊するマンモスシンカ。ダイナマンの必殺技をことごとく跳ね返し、さらに科学研究所を破壊。パワフルなマンモスシンカだが、なんと敵味方の区別がつかないと言う決定的な欠点が。しっぽ兵がぺちゃんこに踏み潰されたのは、そういう理由だったんですね。仕方なくメキドは、マンモスシンカを手錠を使って捕獲する作戦に出る。わざわざ逮捕状まで用意する律儀なメキド。しかし、ダイナマンにその手錠を奪われてしまう…前にもブラックがキメラ王女の服を勝手に持ち帰ったりしていたが、どうもダイナマンには盗み癖があるようだ(笑)。子供襲ったり、さらに街に暴れまわるマンモスシンカ。しかし、目の前にあらわれた老人にいきなり手錠をかけられてしまう。その老人とは…弾。なるほど、ばれないように変装していたわけですね。しかし、その手錠の片方の輪が弾の手首にかかり、マンモスシンカと弾が鎖でつながれた状態になってしまう。手錠が邪魔して変身もできなくなってしまう弾。なるほど、ここでタイトルの意味がわかりました。チェンジマンでは、これの逆パターンの話がありました。マンモスシンカのパワーに押されて、引きずり回される弾。もちろん弾役の俳優さんの生身の熱演です。しかもマンモスシンカ、科学研究所を襲ったときに新種のビールスを浴びて、子供達に熱病をばらまいていたようです。しっぽ兵もバタバタと倒れて、有尾人にも危険なビールスらしい。メキドは、バズーカーでマンモスシンカを破壊しようとするが、バズーカーの弾によって、弾とマンモスシンカをつないでいた鎖がちぎれた。強力なパワーを誇ったマンモスシンカだが、ダイナマンに敗退。夢野博士によって子供達の熱病は治った。やはり天才科学者過ぎる。地上に立ち悔しがるカー将軍。またとんでもないことを考えていそうです。 第34話「強敵!メカシンカ」…生命体の細胞とメカを融合させた新たな進化獣・メカシンカを開発したカー将軍。その第1弾は、ザリガニとミサイルを合体させたザリガニミサイル。V3のカメバズーカみたいなもんですかね…。ザ・フライの世界です。確かに以前の進化獣よりもパワーアップしているように見えます。電車や車、人間も街の中で動く物の動きを全てストップさせて、エネルギーを奪う超強力なミサイルを持っています。ザリガニミサイルと対決するダイナマン。やはり、ザリガニミサイルのパワーに圧倒されています。そこへカー将軍登場。登場の仕方がど派手です。メカシンカに倒されるダイナマンを見に来たようです。スーパーダイナマイトも跳ね返され、もう後がないダイナマン。そこへダイジュピター登場。ダイナマンを乗せて、その場から一時退却しました。夢野博士は、新しい必殺技を開発するようダイナマンに命令する。弾は、山に置き去りにしてきたキャンプ中の子供達の事が心配になり、ダイナファルコンで子供達の元に向かうが、街にはすでに人影がなく、動くものは、全てストップしていた。ミサイルザリガニが街を監視し、動くものを手当たりしだいミサイルで止めてしまったようです。そして、レッドが乗るダイナファルコンもミサイルにやられてしまう。基地に戻った弾は、コンピュータでミサイルが命中するまでの時間を計算し、賭けに出た。ダイナファルコンを10秒間かっ飛ばした後、マッハダッシュを使って、自力で走り抜ける。見事子供達がいる山に辿りつけたようです。ミサイルザリガニとの戦い第2ラウンド。いつもの技は、通用しないので、ミサイルの特性を利用するダイナマン。ミサイルザリガニがミサイルを撃ったのを確認した後、ミサイルザリガニの周りを取り囲むダイナマン。ミサイルは、動きのあるほうに方向へ変えて、ミサイルザリガニに命中。スーパーダイナマイトを使わず、進化獣を倒した。巨大化のプロセスも変わったようです。切り裂かれた地面の隙間にバラバラになったミサイルザリガニのパーツが落ち、地底でビックバンビームを当てられ、体を元に戻し巨大化させてからまた地上に戻す。巨大化したミサイルザリガニも強いのかと思ったが、ダイナロボのいつもの技で倒されてしまった。巨大化メカシンカは、まだまだ強化が必要そうだ。(苦笑) |
第1話「出現!秘密の力」…地球守備隊の過激な訓練シーンが大変迫力のある初回。あまりのハードな訓練に隊員達が反発するが、そこへ突如あらわれたゴズマが守備隊を攻撃。森の中のあちこちに産み落とされている巨大な卵から孵化するヒドラー兵の映像が強烈。全身粘液まみれのヒドラー兵たちの姿は、当時マジで気持ちが悪かった。一方的に攻められ、手の打ちようがない守備隊だが、その時、不思議な光・アースフォースが五人の若者達を包み込み、五人は、チェンジマンとなって驚異的なパワーを身につける。イエローではなく、初のホワイトのメンバー。しかもそれぞれのデザインモチーフとなる伝説獣が名前になっているところが個性的でカッコ良い。そして、五人全員がバイクに乗るのも初。シャトルベースから五人が乗るバイクが地上に降り立ち、五人のバイクが一斉にジャンプして、ヒドラー兵を蹴散らすシーンが圧巻。初の五パーツ合体のバルカン砲の登場も新鮮だった。そして、バイクでロボに乗り込むところも良い。戦闘場面の展開が等身大戦→ロボ戦の従来のパターンに戻ってしまったが、両肩からエイリアンのように次々と頭が伸ばす生物を出すガブーのインパクトもあり、さほど気にはならなかった。 第2話「星王バズーの怒り」…地球守備隊の基地に息吹長官と共に颯爽と登場するチェンジマンのメンバー。他の隊員からは、憧れの的。挨拶代わりに隊員たちにナイフを向けられても、素早くかわし、見事に打ち倒す。チェンジマンの力強さをあらわす味のある演出が続く。それにしても星王バズーの不気味さは、戦隊史の中でピカイチ。怒るバズーの姿を見て、思わずゲーターがお漏らししていたが、わかるような気がする。次なる刺客として送り込まれた一つ目ゴーレムも不気味。激しい戦闘の末、一時撤退を余儀なくされるドラゴン、ペガサス、フェニックス。ヘリのロープに捕まり、空中を舞うドラゴンが敵の攻撃によって落下し、地上の斜面を転げ落ちながら、変身解除するシーンが面白かった。五人のバイクがジャンプしまくる派手な登場シーンと名乗りがカッコイ良い。男声の副官シーマの初陣が印象的。そう言えば、今回は、ブーバの出番が全くなかった…。 第10話「恐怖の無人車軍団」…シンバルを鳴らす玩具のチンパンジーに操られた車が町を暴走。暴走する無人車の屋根に乗って必死に食い止めようとしているチェンジマン達の姿が勇ましい。グリフォンは、無人車に襲われていた女性を助けるが、女性は、人間の姿のシーマ。いつもは、ダークナイトやらメタルダーのあの方の声なんですが、今回は、シーマ役の女優さんの地声が聞けます。こんな声だったんとは…。グリフォン、まんまと罠に引っかかりますが、何回引っかかるのか!不思議な空間へ引き込まれ、透明の球体の中に閉じ込められてしまう。しかし、ゲーターの失態でグリフォンの居場所を知ったチェンジマン達がグリフォンを救出。グリフォンの怒りのバックドロップが炸裂するクライマックスの戦闘シーンは、派手な爆破などの演出もあって最高。 第16話「翼を持った少女!」…疾風が出会った少女・さくらの優しい微笑みには、不思議な力が秘められていた。彼女は、人の邪悪な心を消し、戦う事を忘れさせてしまうメルル星人の生き残り。その姿は、まさに天使。かつてメルル星人を滅ぼした星王バズーは、地球にいるメルル星人の子孫さくらの命を狙う。あのヒドラー兵やブーバでさえ、さくらが微笑むと戦う気持ちをなくしてしまう。マシンマンのカタルシス・ウェーブとメルル星人の力があれば、地球上で争いごとはなくなるでしょうね。しかし、バズーやギルークにはその力が通用しないようです。ゴズマの手からさくらを守ろうとする疾風。宇宙獣士ガウパーの中に取り込まれてしまったさくらを救うため、力を合わせるチェンジマン。グリフォンの力強い攻撃が見られます。ギルークやシーマ達がバズーにお仕置きを受けている。ギルークの数々の失敗にとうとうバズーの怒りが頂点に達しているようです。今回、チェンジマンが初めてギルークの存在を知ったようです。決戦間近か? 第20話「大逆襲!ギルーク」…ついにギルーク司令官自ら出陣し、チェンジマンに総攻撃をかける。バズーの命令でアハメスとどちらが先にチェンジマンを倒す事ができるのか、競争させられているようです。宇宙獣士シーラによって作り出されたピラーニが人間を襲い、その調査に向かった大空は、海近くの村の学校で、子供たちと出会う。消えた先生と子供達を探し始める大空の前にあらわれたギルーク。海岸の岩場での激しい戦闘。ギルーク、ブーバ、シーマのスリーショットが圧巻です。ギルークの圧倒的なパワーに太刀打ちできず、爆風に吹き飛ばされるチェンジマン。ピラーニの動きは、今だとCGになりそうだが、実物の生々しい動きのほうがやはり恐怖感があります。フェニックスだけなぜか噛み付かないピラーニ。マーメイドがお気に入りのようで…(笑)。今回の作戦も失敗しに終わったギルーク。もう後がない…。 第22話「鏡に消えた戦士!」…宇宙獣士ミラルカがあらわれ、出動するチェンジマン。ビルの屋上での激しい戦い。結構狭いところで、柵もないところでバク転やったり、きわどい動きをしています。ミラルカは、鏡にさやかを閉じ込め、自身は、さやかに成りすまします。偽さやかは、麻衣と共に地球守備隊の基地に戻りますが、基地の門前で行われていた厳重なチェックに引っかかった。偽さやかがつけていたカメラつきのブローチから出ている電波が原因のようです。さりげなくブローチをはずし踏み潰す偽さやか。そして、見事、基地の潜入に成功。あ、これは初期戦隊恒例の秘密基地が敵に暴かれる作戦のようです。しかし、さやかの様子がいつもと違う事に気づいた麻衣。地下の司令室に通じるエレベータに乗り込む麻衣と偽さやか。偽さやかがエレベータのドアにもたれようとした時、丁度そのドアが開き、偽さやかが仰け反りながらすっ転んだ。そして、指紋照合システムに気づかず、部屋に入ってしまう偽さやか。なるほど、話の冒頭で麻衣が同じようにエレベータの前ですっ転んでいたのは、この場面の伏線だったわけですね。さやかが偽物だと気づいた麻衣。偽さやかは、正体をあらわし、基地から脱出。麻衣は、森の中でさやかを見つけるが、そこにもう一人のさやかが。鏡の中に閉じ込められた本物のさやかがブーバ達のアジトから抜け出してきて、基地に戻ってきたようです。二人のさやかが麻衣を混乱させる。そこにかけつけたブーバも二人を見て混乱しているじゃないか。麻衣は、本物のさやかを見つけるため、冒頭の場面でやっていた特訓を始めます。さやかと麻衣の息の合ったコンビネーションに驚く偽さやか。正体をあらわしたミラルカとチェンジマンの対決。これまでの特訓を活かした合体技でミラルカを倒すマーメイドとフェニックス。そう言えば、ヒドラー兵も木の葉隠れできるんだな…。巨大戦でミラルカに鏡の中へ閉じ込められてしまったチェンジロボだが、簡単に抜け出したな…。 第29話「花を守れ!幻の蝶」…アハメスに結婚を迫る宇宙海賊ギガラ。アハメスは、不老不死の力を得られるという黄金の蝶を見つけて欲しいとギガラに頼む。美しい高原で少年と出会った剣。少年は、なんだか暴力的で剣の事を誤解している様子。そこにあらわれたギガラ。ギガラは、宇宙獣士のことを小馬鹿にしています。剣は、チェンジドラゴンに変身し、ギガラと対決。途中からやってきた他のメンバーとブーバ。ブーバとギガラは、仲間らしく宇宙海賊同士、中々息の合ったコンビネーションを見せます。ピンチを迎えるチェンジマンの前にあらわれた黄金の蝶。合成ですが、今ならきっとCGで表現されるでしょう。ギガラは、チェンジマンに倒され、アハメスと再会することもなく爆発。アハメスは、特に気にはしてなさそうだが、友を失ったブーバの心中はいかに…。 第34話「恐ろしきアハメス」…ギルークが倒れ、リゲルオーラを浴びたアハメスが新司令官に任命される。リゲルオーラの力でハードウォール(見えない壁)を作り出し、街をパニックに陥れるアハメス。さっそく出動したチェンジマンだが、ハードウォールは、パワーバズーカさえも利かず、大苦戦。変身が解けて、メンバーがバラバラになってしまいます。街に次々としかけられる見えない壁の映像がシュールで面白いですね。ゲーム画面を見ているみたい。ハードウォールにぶつかって怪我をした幼児に輸血が必要となり、その輸送車がハードウォールに阻まれて身動きが取れなくなったため、剣が代わりに血液を届ける事に。ゴーグルファイブでもこんな話しありましたね。しかし、アハメス三獣士のダブンが剣の邪魔をする。疾風が剣を助け、二人は、地下に潜る。階段からジャンプしてタブンにアタックする疾風が凄い。地下には、ハードウォールが届かないらしく、二人は、なんとか病院の前に辿りつくが、そこにまたもやアハメスがあらわれ、新たなハードウォールを作り、二人の道を阻む。五人揃って、何とかタブンを倒したチェンジマン。タブンを巨大化させるためやってきたギョダーイ。ハードウォールに何度もぶつかってうろたえている。なにしとるん(苦笑)。巨大化タブンとチェンジロボの対決。チェンジロボは、ハードウォールの球に包まれてしまい、地上を転がり続ける。なんだか超合金っぽいですが…。そこへクウクがやってきて自らを犠牲にして、不思議なエネルギーを放出し、チェンジロボを救った。大苦戦ながらもタブンを破ったチェンジロボ。ドラゴンが必殺技を叫ぶ時、若干力の抜けた感じで叫んでいるところが、この戦いの険しさを物語っていた。チェンジロボも疲れて倒れ掛かっていたな…。相当ダメージを受けていそうだ。 |
第11話「死闘の町」…ドルネロが催眠誘導装置を使って、ニュータウンの町の人達に殺し合いをさせているという。人がたいまつ持ってさ迷っている、まさに亡霊の町といった雰囲気。タイムレンジャーを追いかける女性カメラマンがピンクにビンタ(笑)。夜の戦闘シーン。タイムレンジャーも頭の黒い部分が光るようで、闇夜では、輝きが一際映える。イエローの必殺技は、スピルバンのツインブレードみたいな。振り回し方まで完全にパロディ(笑)。 第14話「デッドヒート」…アヤセは、昔レーサーだった…ドルネロに力を貸すマッドレーサー・バロンとアヤセがレース対決。この戦隊、中々カーアクションシーンが多い。深夜のカーチェイスあり、アヤセ、バロンのレースシーンありと見応え十分。喫茶店で渋いやりとりを交わしたり、二人の友情がひしひしと伝わる熱いエピソードでした。 第20話「新たなる絆」…時空の異変、ギエンの破壊活動の活発化、激しい戦闘を繰り広げるタイムレンジャー達に亀裂。戦いに矛盾を感じるドモンを説得する4人。アヤセを筆頭に1人ずつ駆け出しながら変身し、敵に向かって行く場面が良かった。新ロボとダブル合体し、シャドウベーターになったタイムロボのロボ戦も熱い。 第29話「炎の新戦士」…竜也とシティガーディアンズのメンバー滝沢直人のVコマンダー争奪戦。6人目の戦士タイムファイヤーは、デザインが若干違うもののタイムレッドと同じ。ハカイダーのような存在感があって、変身シーンは、ギャバンの蒸着を想起させる。シティガーディアンズの登場と、赤いスーツ同士のライバル対決と言う新たな局面を迎え、見応えが増した。 第35話「明日が来ない」…タイムファイヤーのファンだと言う手術前の少年を励ますため竜也に呼ばれて病院へ向かう直人。しかし、そこへロンダーズのハッカー・ユーゲットが現れ、病院のコンピュータを停止させてしまう。ユーゲットを見つけた二人だったが、直人は、ユーゲットの光線を浴びて、何度も同じ日、同じ時間と場所をさ迷い続けることに。時間のループに苦しめられ、ユーゲットの魔力にひれ伏す直人が危機から脱出するまでの展開が面白かった。タイムレッドとファイヤーの共闘場面が熱い。 第38話「ぐっどないと」…「デンジマン」の8話を彷彿させるような撮影所でのコント的なエピソード。ロンダーズの脚本にある筋書き通りに忍者姿になったり、カーチェイスしたり、スポーツバイクに乗って、ETのパロディシーンをやったり、良いようにもてあそばれるタイムレンジャー達の壊れっぷリが面白い。パワード星人のシオンは、一年一度しか眠らないとは、なんとも羨ましい体質。で、結局ユメ落ちなのか? 第43話「歴史修正指令」…歴史修正のため30世紀からやってきた竜也の子孫リュウヤ隊長がタイムレッドに変身!演じている人は、同じなのにやはりリュウヤのほうがいかにもリーダー・レッド。全て決められた歴史の中で戦い続けてきたタイムレンジャー。浅見グループを受け継ぐ定めに反発する竜也、自分達が利用されていた事を知った4人もまたリュウヤに反発する。直人は、シティーガーディアンズ乗っ取りを目論んでいるようだし、ここからの展開の盛り上がりが凄い。 |
■メタルヒーローシリーズ■
第4話「マイコン指名手配」…ボタンを押すだでテストの結果がわかってしまうマイコン。マイコンと言う呼び名が時代を感じさせるが、それを使って学生達を操り、地球侵略をもくろむマドーの巧妙な作戦が展開する。しかも、そのマイコンは、電が近づいただけで爆破する仕掛けにもなっていた。ゲームセンターのゲーム機さえも電が近づくと爆発を起こす。これにキレた電が店長を締め上げるシーンは笑った。マイコンビーストの槍に襲われ、電が派手に投げ飛ばされるスローモーションシーンが印象的。 第7話「鏡の中に浮かぶ私は誰れ!?」…この当時流行った映画「ポルターガイスト」の影響もあるのか、超常現象によって人間が浮かび上がって、空を飛び回る映像がこの作品には、数多くありますが、この話でも魔怪獣にとりつかれてしまったさちこが部屋の中で激しく飛び回り、シャリバンに襲い掛かる場面が迫力ありました。そして燃える鏡に向かって突っ走るさちこを追いかけながら赤射する電も実にカッコ良い。 第12話「異星人のほほえみ マイフレンド作戦」…友好ムードを装い、地球人に接近して、戦わずして地球を侵略しようとするマドーの「マイフレンド作戦」。シャリバンと同年に制作されたアメリカのテレビドラマ「V」シリーズの侵略風景を彷彿とさせる。どんだけ痛い目にあっても宇宙人にこだわり続ける小次郎さんの宇宙人への執着心は、恐れ入るが、しかし、これでは、マドーの思う壺。それにしても、小次郎さんが作る「宇宙人友の会」は、なにやら宗教的な臭いをも感じさせる…。宇宙人に傾倒する大人達と、子供達の心を巧みに利用するマドーの卑劣な作戦を見抜いた伝は、宇宙人の着ぐるみを着て、小次郎さん達の集団に潜入するが、着ぐるみからの赤射は、ちょっとイケてなかった…。 第14話「連続夢魔におびえる億万長者」…巨大バラと不気味な白い顔…突如奇妙な悪夢にうなされ続ける大金持ちの老女。その悪夢は、デニモス王国の子孫である老女の財宝を狙うマドーが作り出したものであった。老女役の風見章子さんは、数々の映画やドラマで活躍されているベテランの女優さんですが、ウルトラシリーズ以外にも特撮ヒーローものに出演されていたとは意外。戦いの前に、マドーに向かって激しく啖呵を切るシャリバンも良いが、キラービーストと共にシャリバンと戦うガイラー将軍や、看護婦二人とリリィの激しい立ち回りもカッコ良かった。シャリバンvsキラービーストの幻夢界での激戦シーン、キラービーストの攻撃を受けて、シャリバンが巨大な炎の吹き上がりと共に崖から落下するアクションシーンが見応えあった。 第16話「美少女歌手が歌う危険なヒットソング」…声が出なくなる奇病を苦に自殺を遂げた美少女歌手の林田佐世子は、マドーの改造手術を受け幻夢声帯を持ち、マドーの宣教歌手として再びメディアの前に姿をあらわす。佐世子の歌声を聞いた若者達は、たちまち凶暴性を剥き出しにし、暴れ狂う…。後のシャイダーの不思議ソングや、「なんだなんだブキ」のエピソードと内容が似ているが、マドーの作戦のためにサイボーグ人間にされてしまった佐世子の悲哀は、サンバルカンのメカ人間の話と相通ずるものがある。と言うか、佐代子が妹に見せたサイボーグの顔は、サンバルカンのダークQにそっくりだったが…。魔王サイコが登場する場面は、相変わらず恐怖感がみなぎっていて良い。 第17話「新型二階だてバスのふしぎな異次元旅行」…静岡・伊豆温泉付近の地下に眠るウラン鉱脈を狙うマドーは、周辺に住む人々を遠ざけるため、四次元トンネルに進入した観光バスをサイコゾーンに送り込み、人々をパニックに陥れていた。四次元トンネルを調査するため、二階建てバスに乗り込む電とリリィ。リリィは、バスガイドに成りすまし、電は…二階建てバスを運転している…いつバスの運転免許を取ったのであろうか。四次元トンネルを通って、マドーの作戦現場にワープした小次郎さん、マグマビーストやポルター達に見つかり、必死に逃げ惑うが、その逃げっぷりが笑える。観光バスを追うモトシャリアンの場面では、モトシャリアンがマドーの攻撃を受けながら公道を走行したり、二階建てバスを両手で食い止めるシャリバンのパワフルな場面など、劇場版さながらの豪快なアクションシーンが見られる。幻夢界での戦闘シーン、シャリバンが炎に包まれたマグマビーストの幻影に襲われる場面や、巨大な爆破をバックに、ジャンピングしながらクライムバスターを撃つシャリバンの場面などが迫力あった。 第21話「密室の牙・リリィはミステリーがお好き」…シャリバンは、マドーの奇襲を受けるが、見事撃退し、グランドバースに帰還する。しかし、戦いの最中にモトシャリアンに付着した魔怪獣の卵がグランドバース内で孵化し、艦内に待機していたリリィが狙われる…。シャイダーなどでも見られた戦闘母艦襲撃作戦が展開するが、グランドバース内でのリリィの日常風景も描かれている。土曜ワイド劇場さながらのアダルトな雰囲気のシャワーシーンから、赤外線パックを当てながらミステリー小説を楽しんでいるリリィの姿が印象的。地上でマドーの分断作戦にまんまとハマるシャリバンだが、魔怪獣が現れない事に気づき、グランドバースの異変に気づく。今回のマドーの作戦は、中々緻密だったが、つめが甘かった。もう一体魔怪獣を作り、その魔怪獣でシャリバンの動きを封じ込めていたら、どんな展開になったのか気になるところ…。 第24話「昆虫ハリケーンが運んだ日本なまけ者病」…子供達が好きなクワガタやカブトムシによって、人々をグータラにし、日本を壊滅させようとするマドーの怠け者作戦。最初に子供をターゲットにして、怠け者のビールスをチャージした昆虫をばらまくところにマドーのあくどさを感じるが、そこから、大人にも感染し、やがては、政治家達にも蔓延。国会に誰もいない様子が映し出されたり、一気に都市機能が麻痺してパニックになっていく描写が面白い。確かにこの頃の日本の世界への影響力を考えると、かなりしたたかで的確な作戦に思える。シャイダーにも似たような作戦があったが、やはり、先見性を感じる話だ。 第26話「憎しみの罠 メイクアップ大戦争」…魔怪獣+ドクターポルター、ガイラーも加えた変化作戦によるシャリバン抹殺計画。「変化には、変化を…」と言う事でシャリバンもピエロに成りすまして、遊園地の中で変化合戦を展開させる。リリィは、貴婦人姿のドクターポルターに変身、小次郎さんとカイキビーストの化かし合いコント?が笑える。冒頭から暴走車に襲われる電。電は、暴走車のボンネットに必死にしがみつくが、車は、電を乗せたまま崖から転落…ギャバンやシャイダーでも見られた豪快なカーアクション場面だが、勢い良く落ちた車のボディが下の地面にぶつかった瞬間に大きくバウンドするが、電の体も車から放り出されて一緒にバウンドしているところが妙にシュール…(笑)。異次元ストーリーらしく、戦いの場所が目まぐるしく変わるが、地下街で激しい立ち回りをする場面が面白い。白装束の集団が乗るバイクに襲われる電がバイクのタイヤで足を轢かれながらも戦い続けるが、まさに不死身と言ったところか…実際、この話の撮影で渡氏は足の指の骨を折りながらアクションを続けたらしいが…マドーに掴まり、ビルの屋上から吊り下げられる千秋。電が赤射して、光の球になりながらビルから落下する千秋を助けるが、スタントなしでビルの屋上から吊るされている千秋役の女優さんの体当たりの演技が凄い。 第27話「裏切りの空 暗黒刑務所からの逃亡者」…シャリバンと共に戦うため地球にやってきた異星人オルガナイザーのリタ、ムーア、キース。そして、同時にイガ星人マリオがマドーの暗黒刑務所から脱走し、シャリバンに助けられる。マリオは、暗黒刑務所で生まれ、そこで育った。父は、獄死し、母はまだ囚われたまま。自分と同じイガ星人の血を引くマリオを兄弟のように慕う電。しかし、コム長官は、マリオの脱走の裏に何かがあると彼に疑いの目を向ける。マドーは、再びマリオを捕らえ、マリオの命と引き換えに、三人のオルガナイザーの身柄を要求。取引場所でマリオは、突然、電に剣を向けた。やはり、マリオは、マドーに操られていたのか???危機一髪の電達の前に現れたのは、リリィ。ごつい銃でマドーを攻撃し、一気に形勢逆転、シャリバン達は反撃に出た。息子の裏切りを知った母が自殺したことを知ったマリオは、悲しみのあまり声を上げる。マリオは、電を襲うウラギリビーストに剣を投げ刺して電を救うが、ウラギリビーストに斬られてしまう。電はシャリバンになり、ウラギリビーストに怒りのレーザーブレードを炸裂させる…。マリオを演じるのは、尾崎紀世彦氏。当時は、歌手として活躍されているイメージが強かったのですが、親しかった小笠原監督の要望でゲスト出演が実現したそうです。クライムバスターに輸血用の装置が組み込まれていることが明らかに。シャリバンが乗るモトシャリアンがマドーの雑魚兵を轢き飛ばしながら森の中を駆け抜けるシーンがカッコ良いですね。かなり運転し辛そうな感じでしたが(笑)。 第32話「幻夢じかけのオレンジと子守唄!」…「GIRAGIRA」スクールと呼ばれる養成施設に子供達を誘い込み、ハイドエキスの入ったオレンジで子供を獣性化させようとするマドー。「親が子を殺し、子が親を殺す」と言うジキルハイドビーストの人間体が言ったフレーズ…リアルタイムで見ていた時は、何も感じなかったが、今聞くと、リアリティがありすぎる。「もっとも残酷な生き物は、人間」と言う言葉も妙な説得力を感じてしまうのが悲しい。オレンジを象徴的に使った幻想的な映像が多々見られるが、やはりあのアメリカの名作映画のタイトルからイメージされたものなのだろうか。部屋の片隅で布団を頭からかぶり、むしゃむしゃとオレンジを食べている直子の姿が恐ろしい。ギャバンでも悪魔的な存在感を見せていた汐路章氏がジキルハイドビーストの人間体を怪演。 第35話「倒れたら立ちあがれ電! 愛は生命の輝き」…レイダーが放った死霊の恐怖に怯えるシャリバン最大のピンチの回。コム長官も応援にかけつけてレイダーの死霊に立ち向かおうとするシャリバン。しかし、レイダーと魔怪獣の連携攻撃に悪戦苦闘。そんなシャリバンを救ったのは、両親の思い出。数ある危機を脱し、最後に微笑んだ電の表情が印象的。それにしてもこの時の魔王サイコは、いつにも増して怖い。 第38話「乱心ささやきクーデター・暗黒の幻夢城」…レイダーの策略にまんまとはまるポルターとガイラー将軍。レイダーの暗示にかかったガイラーは、ポルターと考えた作戦を無視して、シャリバンに一騎打ちを仕掛ける。シャリバンとガイラーの激しい戦いがかっこ良く、人質になった子供たちが閉じ込められている小屋にシャリバンがプロテクションをかけて、バリアを張る場面が目新しかった。さらに後半、魔怪獣アシュラビーストの罠に落ち、またもや子供達を人質に取られて、大ピンチを迎えるシャリバンだが、そこへへレンが華麗に登場し、子供達を救う。シャリバンがアシュラビーストと激闘を繰り広げる中、幻夢城では、乱心により檻に監禁されてしまったガイラーがミスアクマ達に命を狙われる。怒り爆発のガイラーは、ついにポルターに剣を差し向けた…。レイダーのポルターとガイラーの分断作戦が見事過ぎる。椅子に磔にされてしまったガイラー将軍の姿が哀れ。 |
第1話「赤ちゃん暴走!」…竜馬を隊長にサポートロイドのバイクル、ウォルターの三人で組織されたウインスペクターチーム。ターミネーターのような人間型のロボットが運転するタンクローリーが街を暴走するシーンは、ミニチュアを挟みながらも、ハードなカーアクションが展開されていて、面白い。一仕事を終えた後の竜馬のマスクの脱ぎっぷりが実にさわやか。 第25話「雨に泣くロボット」…ロボットも恋をする?人間の女性に恋をしてしまったバイクル試練のエピソード。ラストでボロ泣きするバイクルの姿が印象的。それにしても、バイクルは、どこ出身のロボット?…(汗)。 第27話「星を呼ぶ百歳美女」…高畑淳子さんゲスト。『ジャスピオン』のギルザを彷彿させる出で立ちと笛の音が印象的な魔女カルラ。優秀な人類だけが生き残るために同じ誕生日に生まれたおとめ座の五人の子供を集めてエネルギーを作り出し、地球に隕石を引き寄せて、崩壊させると言う宇宙刑事のようなSFストーリー。ファイアとカルラの最後の戦いも壮絶。スペースバンパイアのノリか。しかし、カルラは、生きていれば100歳にもなる凶悪犯であり、人間だったと言うところにこのシリーズっぽさが出ていた。ひた走るウインスコードの公道での爆破シーンが凄い。 第30話「ママ…ママ助けて」…突然、交通事故に巻き込まれてしまった幼女。加害者の科学者達は、重傷を負った幼女に自分達が進めるバイオ実験の実験台にして治療しようとするが、それが良からぬ方向へ…。頭の中は、子供のまま、みるみる成長し、やがては、老衰してしまう幼女の行方を探す竜馬達。自分達の実験を成功させるために見ず知らずの子供の未来を奪い取ろうとする科学者達の身勝手さには、さすがに憤りを感じる。故障した実験装置の起動させるため、ファイアが自分の体を犠牲にして電気を流すクライマックスシーンが良かった。 第40話「瀬戸大橋の怪人T」…地方ロケ・バトル。建設されて間もない瀬戸大橋が舞台。なんだか某刑事ドラマのようなスケールのでかい展開だ。奪われた化学物質TH-Xを追って四国に向かったウインスペクター。そこで待ち受けていたのは、謎の人体発火事件。凄い、CGではない、本当に人が燃えている!そしてもっと強烈なのは、事件を起こす謎の男達が分裂してみるみる増殖して行く姿。殺されてもまた分裂して何度でも生き返る。その特撮シーンが凝っていて印象的。バスの中で同じ顔の男が並んでいるカットは、かなり不気味。 |
第4話「夢のゲームソフト」…体感ゲームコンピュータによってバーチャルの世界に飛び込んだ子供達。しかし、そのゲームには、欠陥があり、やりすぎると脳に障害が起きて、植物人間になってしまう。この当時にバーチャルをテーマに取り上げたのは、凄く斬新。しかし、いかんせん映像が追いついていない感じです。知らないおじさんについていくととんでもない目にあうぞ&ゲームをやりすぎるとろくなことにならないぞ、と言う子供達にはかなり教訓的なお話。子供達を拉致した男・佐野を演じているのは、レッドマスク=タケル役の人ですね。それにしてもソルブレイバー、夢の世界に入って子供達を助ける前に、まず廃屋の消火活動を優先させましょう(苦笑)。でも、産業廃棄物ジュロンSの発火力がかなり強力過ぎてお手上げ状態だったってことなのかな…。 第8話「消えた強化スーツ」…偽ソルブレイバー登場。このシリーズでは、シャイダーやジライヤなどでも見られた偽物登場のお話。こう言うシチュエーションは燃えます。強化スーツを盗んだのは、誰なのか?犯人探しをするソルブレインのチームですが、ゲストが春田純一さんなところで、もう…(汗)。廃工場でのソルブレイバー同士の戦い、ハードです。ちょっと短かったような気もしますが。大樹が、火のついた廃工場から三輪車に乗った女の子を救い出した時にへらへら笑っている笹本を正木が鉄拳制裁する場面が印象的でした。 第22話「非情のファイヤー(PART-U)」…前回は、ウインスペクターの総集編的なエピソードでしたが、今回、ウインスペクターとソルブレインの競演が実現。宇宙刑事でのギャバンとシャリバンのそれを彷彿させる展開です。自由自在に姿を変えることができるNATOが作った諜報ロボット・メサイヤは、自分の中にある自爆装置を取り除くために日本にやってきた。ロボットであっても人間の心を持つメサイヤをかばう大樹と、ロボットと割り切って非情ながらも銃を向けるファイヤの対立が面白い。竜馬がウインスコードでなく、別の外車で着化したのは、意外であった…。 第23話「竜馬から大樹へ!(PART-V)」…メサイヤは、元々人間だったが、不運にも事故によって実験台にされ、ロボットにされてしまったと言う。それでも非情に攻撃を仕掛けようとするファイヤに対し、ソルブレイバーは、あくまでメサイヤの人間性を信じ、哀れむ。「俺は人間でもないロボットでもない、ただの化け物だ」と言う言葉を残し、消えて行ったメサイヤが印象的。メサイヤ三部作、中々素晴らしいストーリーだった。 第25話「巨大母艦応答せよ」…島野教授が開発した大気圧変換装置を奪われた。装置がセットされた岩手に行くため、ソルブレインの巨大母艦SS1が発進!SS1は、東京から岩手まで30分で行けるらしい。進行途中、茨城の下館市や福島の郡山市で爆破火災が発生、救出活動に当たるソルブレイン一行。すべてがSS1の進路上で起きていることに疑問を抱き始める大樹達だが、今度は、SS1内部で異変が起こり、指定の時間までに岩手に到着できなくなる。そこで、大樹は、一連の出来事の犯人に気づき、危険な賭けに出る…。シャリバンのグランドバースやシャイダーのバビロス号など同様のエピソードを彷彿させるが、このエピソードもスリリングな展開で面白い。 第31話「彼女は夢の未来車」…大樹の先輩の南部がソーラーバッテリーで自動走行できる未来カーを発明。南部演じるは、ファイブレッドの人。T-01と呼ばれるシルバーのワーゲンは、「ラブバック」のハービーと「ナイトライダー」のキットを合わせたような感じ。しかし、喋ると言っても、波長の合うソルドーザーと交信する事ができるだけで、人間には、言葉が通じない。工場に二人組の男が侵入し、南部夫婦を撃ち、T1を奪い去った。南部は、死ぬが、T-01は、二人組の男をひき殺し、また工場に戻ってくる。T−01から衝撃的な事実を聞き、彼女が分解される事を知ったソルドーザーは、T−01を逃がそうとするが、そこへまたもや別の二人組の男が侵入し、T−01を奪い去った。T−01は、南部を殺したグループのボスを見つけ出し、暴走を始める。駆けつけた大樹達は、ブラスアップしてT−01を止めようとするが、暴走し止められなくなったT−01を見て、南部の妻・典子は、T−01の破壊を指示する。このシリーズで殺人カーの話が見られるとは、意外だったがカーアクション映画ファンなら、ニヤリとさせられる場面が多く見応えがある。 第34話「新英雄(ニューヒーロー) 九州へ!T」…九州で大火災が発生し、応援要請を受けて九州に向かったソルブレイン。三井グリーンランドは、西部警察の地方ロケでも有名なあの場所。そこで中田専務の息子・光夫が誘拐される。事件には、子供達に大人気だったプロレスラー・ボンバー本間が絡んでいる。マジックのできるプロレスラー、中々の芸達者。しかし、喋れない。何らかの改造を受けてしまったよう。リコランドが取り引き場所になるが、そこで相次いで爆弾が見つかる。本物の爆弾を探して、ソルブレイバーが地下の機関室に向かうと、そこにボンバー本間が待ち構えていた。やはり、ボンバー何やら不気味なものに変身。鉄人間現る。そこへ赤いRX7に乗ってかけつけた謎の赤いヒーロー…ナイトファイヤー登場。パイルトルネードで鉄人間を追い払い、倒されそうになっていたソルブレイン達を救出。ナイトファイヤーの正体は…。 第35話「新英雄九州へ!U」…ボンバー本間の突然変異が高岡の作り出したOG9と呼ばれる液体金属とタンパク質を同化させた物質であることを突き止めたソルブレインと竜馬は、高岡を探すと共に、パイルトルネイバーの実験を繰り返し、鉄人間との対戦に備える。パイルトルネイバーで車破壊しまくりで爽快です…。ナイトファイヤー、ソルブレイバーと鉄人間との戦いは、やはり、ギャバンとシャリバンの戦いを彷彿させる展開。バイルトルネイバーで攻撃しようとした二人だったが、光夫に止められる。鉄人間は、成長が止まらずやがて…。二人は、何やら金属のワイヤーでつるされた高岡を捕まえようとするが、あっさり逃げられてしまう。高岡、一体どこから釣られているのだろうか…なぜか笑える。ナイトファイヤーの赤いRX−7の中でブラスアップシーンは必見。 |
第1話「謎の新英雄!」…伝染病にかかった少女の命を救うため、外国から運ばれてきた薬を運搬中の車が凶悪犯に強奪される。さらに、その車に襲い掛かる謎のロボット暗殺集団。こうもり刑事と呼ばれる小森警部たちは、襲われた車を追跡するが、暗殺集団が張り付いた輸送車は、暴走し、町は、大パニックになり、警察では、歯が立たない。しかし、その時現れた謎の紫色のロボット・ジャンパーソンが暗殺ロボット達を次々と破壊する。ギルドと呼ばれる謎の集団、そして、ジャンパーソンと謎だらけの展開が続く初回。前半は、パトカーのクラッシュシーンと爆破の連続、後半は、ジャンパーソンと暗殺ロボットの激しい戦いと、劇中、ほとんどがアクションシーンの連続で、緊迫感溢れる映像が圧巻。とくに、暴走する輸送車のボディにはりつく三人の暗殺ロボットのシーンでの生身のスタントシーンが凄い。放り投げられた二台の車体をジャンパーソンが両手で受け止め、投げ返す縦釣りにされた実車を使ったワイヤーアクションも見応えあり。ギルドのロボットの眼や掌から出される武器の不気味な特撮シーンもカッコ良く、国会議事堂の前を走り抜けるダークシェイカーの走行シーンもカッコ良かった。 |
●戦隊シリーズ<1970→80年代> ●戦隊シリーズ<1990年代> ●戦隊シリーズ<2000年代> ●戦隊シリーズ<2010年代> |
●昭和ライダーシリーズ ●平成ライダーシリーズ<2000年代> ●平成ライダーシリーズ<2010年代> |
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●メタルヒーローシリーズ | ●ウルトラシリーズ | ||
●その他<1960〜75年> | ●その他<1976〜2000年代> |
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