<脚本> カルビン・クレメント・Jr. <監督> ジョージ・フェナディ <出演> ハーサー・マクネイア(フラン)/カート・ローウェンズ(ブアマン) ラモン・ビエリ(ジョン・バイロック)/アレックス・キュービック(ズーメジアン) ジム・B・レイモンド(アーサー・スティルス)/キャシー・ジョア(トリ) ルイス・エリアス(チャック)/他 |
ウサギや牛がいるのどかな牧草地帯に、轟音を響かせた一台のタンカートラックが現われる。トラックのドライバーの男は、辺りを見回すと、タンクのバルブを開き、周辺の道路一面に液体を撒き散らし始めた。液体は白い煙を上げ、その周りにいたうさぎ達がその匂いを嗅いで倒れ出した。 マイケルは、「垂れ流しのジョン」の異名を持つジョン・バイロックと言う男が経営する廃棄物処理場のビデオを見ていた。そこは、有毒ガスなどが詰まったドラム缶などの不法投棄場となり、そこで吐き出されている有毒ガスによって一帯の緑や地下水、また動物達が汚染されていた。マイケルは、バイロックが持つ有害物質を記録した帳簿を見つけ出すため、廃棄物処理へ向かう。 牧草地帯の道路を走っていたマイケルは、草原に立っていた一人の女性を見つける。野生動物の写真家・フランは、辺りで死んでいた動物達を見て落胆していた。フランは、動物達の死因が、バイロックが流した有毒ガスだとマイケルに話す。 |
★NBCTV(1984〜1985年放送) 第3シリーズ第13話(シリーズトータル第55回) 【アメリカ放送日】 1985年2月3日 【日本放送日】 1987年8月17日 |
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深夜にバイロックの廃棄物処理場に潜り込んだマイケル。ところが、マイケルと同様に処理場に潜り込んでいたフランが守衛に見つかり、マイケルは、フランを救い出すためキットに助けを求めるが・・・。 これまで何度も敵に破壊され、その度に復活してきたナイト2000。しかし今回は、毒液の池に放り込まれてフレームだけになる無残な姿になり、完全に破壊されてしまった。キットを救うため、ウィルトン・ナイトのナイト2000オリジナル制作チームが再集結し、キットの大掛かりな再生作業が開始される。深刻なダメージを受けて、臆病になってしまったキットに、マイケルが自分の過去の経験(「ナイトライダー1/電子頭脳スーパーカー誕生」 で、タニヤに撃たれたこと)を例に出して語りかける場面が印象的。再生過程で登場する、塗装される前の白いキットが新鮮です。 このエピソードの中で、デボンは、ナイト財団本部に留まります。この頃、デボン役のエドワード・マルヘアーは、背中を悪くしていたそうです。そのため、ボニーがデボンの役割を果たし、事件の経緯をマイケルに説明しています。また、デボンは、オープニングでキットのモニター画面に登場し、マイケルと会話していますが、日本の放送では、その場面は、カットされていました。 |
■ナイト2000最大のピンチ |
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