脚本 ロバート・フォスター ロバート・W・ギルマー 監督 リック・コルベ


出演 デビッド・ハッセルホフ(ガース・ナイト)/
バーバラ・ラッシュ(エリザベス・ナイト)

   ショーン・サウスウィック(リタ・ウィルコックス)/ポール・ランバート(マドックス)

   ゼイクス・モカエ(ツオンベ・クーナ)/イワン・ナランジョ/他

 

マイケルは、カジノのディーラーをしているリタ・ウィルコックスに会うためラスベガスに向かっていた。行方不明になったカメラマンの兄・ロンを探して欲しいとリタがナイト財団に捜索の依頼してきたからだった。ホテルでリタと会ったマイケルは、そこで、彼女の恋人であり、自分と瓜二つの顔を持つガースの存在を知る。マイケルは、ロンが隠し持っていたガースに関する内容の入ったテープが保管されているロッカーの鍵をリタからもらい、それを取りに行く。

その頃、デボンは、ナイト財団の創始者、ウィルトン・ナイトの離婚した妻、エリザベスの自宅に招かれていた。その会食中に、デボンは、アフリカの強力自白剤オルータを飲まされ、ナイト2000の分子構造式をエリザベスに漏らしてしまう。

エイプリルから連絡を受け、ナイト財団本部に戻ったマイケルは、命を取り留めたデボンから説明を聞き、ガースがウィルトンの息子で、自分がガースのイメージで整形されたことを知らされる。ナイト2000の分子結合殻の構造式を手に入れたガースは、それを自ら開発した新兵器、ゴライアスに取り入れて巨大な野望を実現させようとしていた。

 

★NBCTV(1983〜1984年放送) 第2シリーズ第1話(シリーズトータル第22回)

【アメリカ放送日】 1983年10月2日 【日本放送日】 1985年4月21日

   

アメリカで1983年10月2日より開始された第2シリーズの初回。2時間枠で放送されたエピソードです。日本では、『日曜洋画劇場』枠で1985年4月21日に放送されました。

マイケルと瓜二つの男・ガース(デビッド・ハッセルホフ・二役)が現われる。ガースは、ナイト財団の創始者、ウィルトン・ナイトの実の息子。しかし彼は、犯罪者に成り下がり、南アフリカの刑務所で獄中生活を送っていた。マイケルは、自分の整形された顔のモデルが、ガースであることをデボンから明かされます。ガースは、自分を捨てたウィルトンとナイト財団を恨み、自分と瓜二つの顔を持つマイケルに憎しみを抱いて復讐を誓う。

マイケルとガース、二人の外見上の違いは、髭の有無と服装だけで、その他は、何ら変わりはない。だが、内面はまるっきし正反対。自分の欲望のためなら何をしようがおかまいなしのガースと、人一倍以上の理性と正義感を持つマイケル。まさに「ジキルとハイド」のような二人のぶつかり合いがこのエピソードの見所。ガースは、ナイト2000と同じ分子結合殻で作られた巨大な武装トレーラー「ゴライアス」に乗り込み、マイケルとキットを危機に陥れる。

このエピソードでは、ナイト2000の機能の1つ、ラムジェットが紹介されます。ガースは、同シリーズ中に再び登場します。『ナイトライダー3』をどうぞ。

第2シリーズでは、ナイト2000のメカニックとしてエイプリル(レベッカ・ホールデン)が登場します。なお、第1シリーズでキットのメカニックを担当したボニーの退場理由については、劇中では触れられていません。日本の放送でもこのエピソードで初登場しています。エイプリルはこのエピソードの中でキットに再びレーザー・パワーパックを取り付けます。ちなみにレーザーが始めて使用されたエピソードは、「ナイトライダー6/激闘!善と悪2台のナイト2000」です。

劇中の冒頭の場面(カメラマンのロンがガースのいる倉庫を見つける場面)で流れているBGM(日本語吹替え音声だけにつけられたもの)は、映画『ニューヨーク1997』のBGMです。

 

■ナイト2000最大のピンチ

「ナイトライダー5/強敵!赤い殺人カー」

第30回「ナイト2000魔の毒液に溶ける!決死の再生!立ち直れキット!!」

第47/48回「無敵装甲戦車ジャガーノート!大激突!!破壊編再生編  

 

■ラスベガスが舞台

「ナイトライダー1/電子頭脳スーパーカー誕生」

第23回「殺しの暗号トパーズの謎!大追跡!ジェット機に飛び乗れ!!」

『ナイトライダーネクスト』「ナイト・イン・ベガス」

「007/ダイヤモンドは永遠に」

 

●『GIMME SHELTER』 ザ・ローリング・ストーンズ


●ガースのボイスが聴けて良かったです(笑)。やはり悪人らしくハッセルホフの声も低音な気がしますね。(笑)(ラファード・ナイトさん)

 

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