＜脚本＞　グレゴリー・Ｓ・ディナロ　　＜監督＞　ジェフリー・ヘイデン

＜出演＞　クルー・ギャラガー（ユージーン・ハンソン）／ロビン・デアデン（メラニー・ミッチェル）

　　　　　ジェセ・ビント(ハンク・ケーガン)／スザンヌ・リード(リラ・グラハム)

　　　　　ザン・ウェン（テオ・コレリー）／　ジョン・バン・ドレーン（ハンス・クライスラー）

　　　　　バーニー・ホワイト(エディ・デスキー)／ジャック・ギル／他

アーマービルト・キャリッジ・ワークス社が開発した新型装甲用リムジン「ＬＸＡＰ」のデモンストレーションがテスト走行用コースで行われていた。ミサイル爆破、そしてＵＴＣ２００型装甲車による機銃攻撃にも耐えたＬＸＡＰだが、最大の見せ場、ミサイル直撃実験で、爆破されてしまう。

マイケルは、アーマービルト・キャリッジ・ワークス社に向かい、工作部の技術者メル・ミッチェルと出会う。彼女達は、破産寸前の会社を救うため、従業員全員で会社の株を買い取る資金作りに、ＬＸＡＰをバイヤーに売り込もうとしていた。だが、実験の失敗でそれも絶望的になってしまった。メルは、倍の火薬にも耐えられるように作られていたＬＸＡＰの扉がいとも簡単に破壊されしまった裏に、何者かがこの事故を仕組んだのではないかと疑問を持ち、財団に調査の依頼をしてきたのだ。マイケルは､次のデモンストレーションのテストドライバーに志願する。

★ＮＢＣＴＶ(１９８４〜１９８５年放送)　第３シリーズ第１４話(シリーズトータル第５６回)

【アメリカ放送日】　１９８５年２月１０日　【日本放送日】　１９８７年１１月１８日

アーマー・ビルト・キャリッジ社の従業員達を救うため、マイケルは、事故の真相を探り始める。

このエピソードの前回（日本では、第３０回「ナイト２０００魔の毒液に溶ける！決死の再生！立ち直れキット!!」に当たる）、破壊され蘇えったキットは、このエピソードの中で自分に対して新しい価値を見出すことにこだわります｡

ＬＸＡＰのテストドライバー役で「ナイトライダー」のスタントドライバー、ジャック・ギルが出演しています｡

このエピソードで登場する「ＬＸＡＰ」は、ターボチャージャーを介して最大４５０馬力。高速用のサスペンション、パンクのしないチューブレスタイヤ、全天候用のエアコンを装備。ボディはマグネシウム合金を使い、厚さ４５ｍｍ、強度は普通の車の１０倍、窓も完全防弾になっているとか。また、ＬＸＡＰの攻撃実験では、マシンガンを装備したＵＴＣ２００型装甲車が登場。第４７／４８回「無敵装甲戦車ジャガーノート！大激突!!破壊編／再生編」   では、装甲車ジャガーノートが登場し、ナイト２０００と対決します。